フォード、新型クーガを国内発表|Ford
CAR / NEWS
2015年1月23日

フォード、新型クーガを国内発表|Ford

Ford Kuga|フォード クーガ

フォード、新型クーガを国内発表

フォード・ジャパン・リミテッドは、グローバルプロダクトとして世界中で展開しているコンパクトSUV「クーガ」をフルモデルチェンジし、9月7日より日本で販売を開始すると発表した。

Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)

機能性を高め、進化を遂げたコンパクトSUV

新型「クーガ」は、「フォーカス」とおなじく、フォードのデザイン言語である「キネティックデザイン」を取り入れ、グローバルプロダクトとして世界中で展開しているコンパクトSUV。先日、OPENERSでは、大谷達也氏による試乗記を掲載したが、ついに、日本での発売時期が発表された。

パワートレインは、フォードがグローバル展開する“グリーンエンジン”である、1.6リッター 「EcoBoostエンジン」を搭載。昨年、エクスプローラに導入され国内でも評価の高かった、2.0リッター EcoBoostエンジンとならび、グリーンエンジンの中核となるエンジンだ。

トランスミッションにはあらたに、6段セレクトシフト付きオートマチックトランスミッションが組みあわされる。最高出力134kW(182ps)/ 5,700 rpmというパワーを発揮しながらも、2.5リッターの5気筒エンジンを搭載する従来モデル(最高出力147kW(200ps)/6,000rpm)とくらべ、燃費性能が2割以上改善したという。

駆動システムは、新設計のインテリジェントAWDを採用。路面や走行状況に応じて、トルクを前後間で100:0から0:100の比率で自動的に配分することで、オフロードの走破性だけでなく、オンロードでのアンダーステアやオーバーステアを迅速に補正。あらゆる路面でハンドリングとトラクションが最適になるよう性能を発揮するとされる。

外観は、よりスポーティなスタイリングとなり、ボディサイズは、従来モデルとくらべ、全高が10mm低く、全長は95mm大きくなった。

Ford Kuga|フォード クーガ 02

ラゲッジルームは従来モデルから46リットル拡大し、5名乗車の状態で406リットル、リアシートを倒した状態では最大1,603リットル。そして、上級グレードである「タイタニウム」では、ハンズフリーパワーリフトゲートを採用。スマートキーを携帯してリアバンパー中央の下側でキック動作をすることで、両手がふさがった状態でも簡単にテールゲートを開閉することが可能となっている。

Ford Kuga|フォード クーガ 03

Ford Kuga|フォード クーガ 04

安全性においても、渋滞時および市街地での低速走行時に前方車両への衝突を回避するため、自動的にブレーキをかけてドライバーを補助する「アクティブ・シティ・ストップ」や、コーナリング時の操縦性、回頭性を高めるトルクベクタリングコントロール、 フォード独自の車両安定化技術である RSC(ロール・スタビリティ・コントロール)付 AdvanceTrac(アドバンストラック)を、タイタニウムに搭載。機能性を高め、パワフルかつ、安全な次世代SUVへと進化を遂げている。

発売日は9月7日。価格はトレンドが340万円、タイタニウムが385万円となっている。

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Ford Kuga |フォード クーガ

ボディサイズ|全長4,540×全幅1,840×全高1,705 mm

ホイールベース|2,690 mm

トランク容量(VDA値)|406-1,603 リットル

重量|(トレンド)1,690 kg (タイタニウム)1,720 kg

エンジン|1.6リッター 直列4気筒 DOHCターボ

最高出力| 134kW(182ps)/ 5,700 rpm

最大トルク|240Nm(24.5kgm)/ 1,600-5,000 rpm

トランスミッション|6段オートマチック

駆動方式|4WD

サスペンション 前|インディペンデント マクファーソンストラット

サスペンション 後|コントロールブレードマルチリンク式

タイヤ 前/後|225/45R18 / 225/40R18

ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ディスク

燃費(JC08モード)|9.5 km/ℓ

価格|Trend(トレンド) 340万円

    Titanium(タイタニウム) 385万円

           
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