ザ・ビートルにフェンダー・エディション登場|Volkswagen
Volkswagen The Beetle Fender Edition|
フォルクスワーゲン ザ・ビートル・フェンダー・エディション
国内正規輸入60周年記念モデル第3弾
「ザ・ビートル」にフェンダー仕様の特別限定モデル登場
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社の国内正規輸入60周年を記念した限定モデル第3弾として、「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」を限定600台で販売する。
Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
フェンダーとザ・ビートルがひとつになった
フォルクスワーゲンの国内正規輸入60周年を記念し、「ザ・ビートル」の限定車、「ザ・ビートル・フェンダー・エディション」が発表された。このモデルは、2011年に開催された第42回東京モーターショーで参考出品されたコンセプトカー「ザ・ビートル フェンダー」がベース。発表時こそ、市販化のアナウンスはなかったが、今回、二年の時を経て、ついに現実のものとなった。
発表当時は、ザ・ビートルの日本初公開にくわえ、楽器メーカーのフェンダー社という異色のコラボレーションに、自動車ファンのみならず、音楽ファンにも大きなインパクトを与えた。記憶に残っている方も多いのではないだろうか。
ザ・ビートルの内外装に特別装備をほどこしたフェンダー・エディション。なかでももっとも注目すべきポイントは、そのフェンダー社が、はじめて自動車メーカーと共同で開発した、プレミアムオーディオシステム「フェンダーサウンドシステム(総出力400W、10チャンネル、9 スピーカー)」を搭載しているということ。車内では、お気に入りの音楽をライヴ会場で聴くような、臨場感あふれるサウンドで再生することができる。
専用にチューニングされたヘッドユニットRCD510(6連奏CDチェンジャー、 iPod接続装置付)をはじめ、4つのツイーター(フロント60mm、リヤ50mm、ネオジムマグネット内蔵)と4つのミッドレンジスピーカー(低歪デュアルボイスコイル技術採用フロント20cm、リヤ16cm)を装備。
さらには、ラゲッジスペースには専用のエンクロージャー内に設置された低歪デュアルボイスコイル技術採用の20cm径サブウーファーまでもが追加され、プレミアムオーディオシステムに相応しいハイスペックなサウンドを奏でる。
いっぽうエクステリアには、専用デザインの18インチアルミホイール、LEDポジションランプ付バイキセノンヘッドライト、電動パノラマスライディングルーフ、クロームメッキ処理されたドアミラー、さらにフロントフェンダーには専用エンブレム“Fender” が奢られる。
またインテリアには、フェンダー社の伝統的なエレキギターを象徴する2トーンのウッドデザイン“Sunburst”を採用したインストゥルメントパネルや、“Fender”ロゴ入りのフロントツイーターをそなるほか、ドアトリム下やフロントミッドレンジスピーカー周りのリングの色をレッド、ブルー、ホワイトと、 好みに合わせて変更できるインテリアアンビエントライトを採用するなど、細部にまでこだわりをみせる。
なお、ザ・ビートル・フェンダー・エディションの価格は315万円、限定600台の販売となる。
Volkswagen The Beetle Fender Edition|
フォルクスワーゲン ザ・ビートル・フェンダー・エディション
エンジン|1.2リッター直列4気筒SOHCインタークーラー付ターボ
最高出力|77kW(105ps)/ 5,000rpm
最大トルク|175Nm(17.8kgm)/1,500-4,100rpm
トランスミッション|7段DSG
車両寸法|全長4,270 × 全幅1,815 × 全高1,495 mm
ホイールベース|2,535mm
トレッド|1,580mm(前)/ 1,545mm(後)
最低地上高|130mm
車両重量|1,280kg
燃費|17.6km/ℓ(JC08モード)
CO2排出量|132g/km(JC08モード走行 燃費値換算)
フェンダー・エディション特別装備|
・フェンダーサウンドシステム(総出力400W、10チャンネル、9スピーカー)
・専用インストゥルメントパネル
・レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール、パドルシフト
・ファブリック&レザレットシート(ブラウンステッチ)
・インテリアアンビエントライト(カラー調整機能付)
・電動パノラマスライディングルーフ(チルト機能、UV カット機能付)
・バイキセノンヘッドライト
・ドアミラー(クローム)、専用エンブレム(フロントフェンダー)
・235/45R18タイヤ、専用デザインアルミホイール
車両本体価格|315万円(限定600台)