アストンマーティン「DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ」デビュー|Aston Martin
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2019年4月26日

アストンマーティン「DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ」デビュー|Aston Martin

Aston Martin DBS Superleggera Volante|アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ

DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテがデビュー

アストンマーティンは4月24日、先に登場しているフラッグシップ クーペである「DBS スーパーレッジェーラ」のコンバーチブルモデルとなる「DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ」を発表した。

Text by HARA Akira

アストンマーティン史上最速のオープントップモデル

車名の最後に付く「ヴォランテ」とは、アストンマーティンの象徴である“ウイングバッジ”を装着したモデルの中で、オープントップ ルーフを備えたコンバーチブルモデル専用に使われる名称のこと。つまりこのクルマは、昨年6月に日本でもデビューを果たした最新のフラッグシップ 2ドアクーペ「DBS スーパーレッジェーラ」のコンバーチブルモデルというわけだ。

ボディは全長4,715×全幅1,970×全高1,295mmとクーペモデルに準じるもので、オープン化により車重は170kg増しの1,863kg。

搭載する5.2リッターV型12気筒ツインターボ エンジンの最高出力725ps/6,500rpm、最大トルク900Nm/1,800-5,000rpmに変更はないものの、0-100km/h加速はクーペより0.2秒遅い3.6秒と公表された。ただし最高速度は変わらず340km/hに達する。

美しい形状で流れるようなルーフラインを生み出すファブリック製ルーフは、8層の断熱材と防音材を組み合わせた電動開閉式で、オープン時は14秒、クローズ時は16秒で動作が完了する。操作は2メートル以内の範囲であれば車外からも行える。

カラーはボルドーレッド、アトランティックブルー、タイタングレーを含む8種類、内張は6種類のロコーナヘッドライナーが選択でき、ユーザーのパーソナライズに対応している。

耐久テストも万全で、灼熱のデスバレーや極寒の北極圏といった過酷な条件下で10万回以上の開閉試験を行ったほか、10年分の経年変化を1ヵ月で再現するという検証も行われたという。

エクステリアでは、フロントホイール後方に“カーリキュー”と呼ばれるボディサイドのエアフローを整えるエレメントを備えるほか、布製ルーフの採用に備えて改良した“エアロブレードII”バーチャルスポイラー システムにより、リアのダウンフォースは増加しており、最高速度で走行中のダウンフォースはクーペよりわずか3kg少ない177kgを達成したと謳われる。

ウインドスクリーン サラウンドをツイルカーボン仕上げとし、それをトノカバーやリアウォーターフォールに適用したり、最上級仕様では色付きのカーボンファイバーを選択したりすることもできる。

アストンマーティン・ラゴンダのDr.アンディ・パーマー社長兼グループCEOは、「アストンマーティンV12エンジンに勝るエンジンサウンドは、この世に存在しないでしょう。DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテは、あらゆる車の中で、最も官能的なドライブ体験を提供するモデルの一つになります。DBS スーパーレッジェーラは、魅力的なフォルムと卓越したパフォーマンスで世界中のスーパーGT愛好家を魅了しており、ヴォランテはこのコンセプトをさらなる高みへと引き上げるものです」とコメントしている。

価格は英国24万7,500ポンド、ドイツ29万5,500ユーロ、米国32万9,100ドル(ガスガズラー税含む)。納車は2019年第3四半期から開始される予定という。

問い合わせ先

アストンマーティン

www.astonmartinartofliving.com

           
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