メルセデス・ベンツEクラスに新パワートレーンモデルを追加|Mercedes-Benz
Mercedes Benz E 200 Avantgrade|メルセデス・ベンツ E200アバンギャルド
Mercedes Benz E 300 Avantgrade Sport|メルセデス・ベンツ E300アバンギャルド スポーツ
Eクラスに新パワートレーンモデルを追加
メルセデス・ベンツ日本は3月22日(金)、セダンとステーションワゴンの「Eクラス」に新技術を搭載した「E 200アバンギャルド」と「E 200 4 MATICアバンギャルド」、新モデルとなる「E 300アバンギャルド スポーツ」の3モデルを追加し、受注を開始した。デリバリーは2019年6月以降となる。
Text by YANAKA Tomomi
効率化と高性能化のための新技術「BSG」などを採用
2016年7月に発表された現行「Eクラス」に新エンジン搭載モデルが登場した。「E 200アバンギャルド」と四輪駆動モデル「E 200 4MATICアバンギャルド」に搭載されるのは新開発の1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」に、効率化と高性能化のための新技術「BSG(ベルトドリブン スターター ジェネレーター)」と「48V電気システム」を組み合わせた新たなパワートレーン。
「M264」エンジン単体では、最高出力135kW(184ps)、最大トルク280Nmを発生し、ターボチャージャーにはツインスクロールシステムや可変バルブタイミングを実現する「カムトロニック」などを採用。また、エンジン内部の摩擦低減対策として、メルセデス・ベンツが特許を取得した「コニックシェイプ®加工」が取り入れられた。
さらに、ベルトを介してクランクシャフトと接続するスターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と「48V電気システム」は回生ブレーキなどにより発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電。
振動の少ないエンジン始動やなめらかで力強い加速、素早いギアシフトなど必要に応じて最大トルク160Nmの動力補助を行うという。
いっぽう、「E 300アバンギャルド スポーツ」には、E 200と同じシステムを持つ2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載。従来の「E250」と比較し、最高出力は35kW(47ps)向上し190kW(258ps)、最大トルクは20Nmアップし370Nmとなった。
価格は「E 200アバンギャルド」のセダンが720万円、ステーションワゴンが759万円、「E 200 4MATICアバンギャルド」のセダンは744万円、ワゴンは782万円。「E 300アバンギャルド スポーツ」のセダンが855万円、ワゴンが893万円となる。
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