ホンダが新型EV「ホンダe プロトタイプ」を世界初公開|Honda
ホンダが新型電気自動車「ホンダe」プロトタイプを世界初公開
Honda e prottype|ホンダ e プロトタイプ
ホンダの英国現地法人ホンダ モーター ヨーロッパ リミテッドは2月27日、スイスで開催されるジュネーブ モーターショー(3月5日~17日)で、新型電気自動車「ホンダe」のプロトタイプモデルを世界初公開すると発表した。
Text by HARA Akira
年内には市販モデルの生産へ
公開されるホンダ「e プロトタイプ」は、2017年のフランクフルト モーターショーで発表され、その年の東京モーターショーで日本初公開されたEVコンセプトモデル「ホンダ アーバンEVコンセプト」をベースに、市販に向けて進化させたモデルだという。
4ドア2boxスタイルのエクステリアは、“ホンダ製スモールカーが作り上げてきた走りの楽しさと愛着を感じる親しみやすさをシンプルかつクリーンに表現した”とのこと。新採用のポップアップ式ドアハンドルや、サイドミラー代わりの「サイドカメラ ミラー システム」などの先進機能を取り入れることで、シームレスなボディデザインに仕上げられた。
インテリアは、上質な素材を使用することでラウンジのような心地よい空間を演出。ダッシュボードに広がる大型ディスプレーは、直感的でマルチタスクの操作が可能で、コネクティッドサービスなどさまざまな機能を持っている。
新開発したEV専用プラットフォームを採用することで、コンパクトなボディながらロングホイールベースとショートオーバーハングを実現。街中での取り回しの良さと、優れた走行性能を両立したという。走行は、力強いモーターによる後輪駆動方式で、走りの楽しさを追求しながらEV走行距離は200km以上(新燃費基準WLTPモード)を達成。急速充電により、30分間でバッテリー容量の80パーセントまで充電することができる。
このモデルをベースとした市販EVモデルは、2019年後半に生産が開始される予定だ。