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2019年2月26日
ベントレー創業100周年を記念して歴史的な記念モデルを展示|Bentley
Bentley|ベントレー
パリで100年前のレースモデル「EXP 2」を展示
ベントレーは創業100周年を記念し、フランス時間の2月6日から10日にパリで開催された「レトロモービル」に、ベントレー創成期のレースモデル「EXP 2」などを展示した。
Text by YANAKA Tomomi
ベントレー100年の歴史を見つづけてきたEXP 2
1919年、ウォルター・オーウェン(W.O.)ベントレーが「速いクルマ、良いクルマ、クラス最高のクルマ」というシンプルな目標を掲げ誕生したベントレー。今年100周年というアニバーサリー イヤーを迎え、現存するもっとも古い高性能レーシングカーと呼ばれる、1919年製の「EXP 2」と最新型「コンチネンタルGT コンバーチブル」を「レトロモービル」に出展した。
“EXPerimental No.2”を略したEXP 2は、W.O.ベントレーが1919年の会社設立後につくった2台目の試作車。同年のオリンピア モーターショーで発表され、ベントレーの歴史にとっても重要なマイルストーンといえる1台だ。
ベントレーのエンジニアであり、レーシングドライバーでもあったフランク・クレモンは1921年におこなわれたブルックランズでのジュニアスプリント ハンディキャップ戦でこのEXP 2に乗り、優勝。これがベントレーにとって最初に記録されたレースでの勝利として刻まれている。
ベントレーでは100周年を記念し、今年1年かけてイギリスはもちろん、アメリカやイタリアなどでさまざまなイベントにクルマを出展。8月にアメリカで開かれるペブルビーチ コンクール デレガンスにもベントレーのクルマが登場する予定だ。