プリウスがマイナーチェンジしスタイルを一新|Toyota
Toyota Prius |トヨタ プリウス
プリウスがマイナーチェンジしスタイルを一新
トヨタ自動車はハイブリッドカー「プリウス」のマイナーチェンジを実施。スタイルを一新した新型の販売を開始した。
Text by HARA Akira
最新のコネクティッドサービスも搭載
トヨタのハイブリッド専用モデル「プリウス」に施された今回のマイナーチェンジでは、2015年の現行モデルデビュー以来賛否両論あった内外装のデザインを一新。プリウスの先進的なイメージを継承しつつ、親しみやすく、より知的で洗練されたものを目指したという。
具体的には、エクステリアではフロントグリルと前後のバンパー、ライト類の意匠を変更し、踏ん張り感のあるシルエットとした。さらに樹脂加飾部をチタン調とした17インチアルミホイールとツインスポーク形状の15インチアルミホイール、新色の鮮やかなブルー メタリックとエモーショナル レッドIIを加えた全9色のボディカラーなどが特徴だ。
またインテリアでは、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどをブラック加飾とし、落ち着いた上質感のあるデザインとしたほか、大型スマートフォンにも対応する“おくだけ充電(ワイヤレス充電)”のスペース拡大や、冷涼感をもたらす吸い込み方式のシートベンチレーションなど、最新機能も採用した。
コネクティッド面では、新型「クラウン」や「カローラ」で採用した専用通信機能DCMを全車に標準搭載。快適なドライブを支援するT-Connectサービスを3年間無料で使用できるほか、選択するナビシステムによっては専任オペレーターに24時間365日口頭で目的地設定や情報検索を依頼できるオペレーターサービス、スマートフォンアプリLINEにマイカーを“友達”設定することで目的地登録や航続距離が確認できるLINEマイカーアカウントなどを利用することができる。
安全面では、昼間の歩行者を検知するプリクラッシュセーフティや全車速ACC、オートマチックハイビームなどをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sence」を全車標準装備。オプションでは左右後方から接近する車両を検知する「リア クロストラフィック アラート」の設定もある。
パワートレインであるリダクション機構付きTHS II(2ZR-FXE1.8リッター エンジン+モーター)ハイブリッドシステムには変更なし。ただし最高燃費は、装備の標準化が増えることによる重量増の影響により、40.0km/ℓを割る39.0km/ℓなっている。価格は251万8,560円(E 2WD)から347万8,680円(ツーリングセレクション 4WD)まで。
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