Sクラスにプラグインハイブリッドモデルを追加|Mercedes-Benz
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2019年3月26日

Sクラスにプラグインハイブリッドモデルを追加|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S 560 e Long|メルセデス・ベンツ S 560 eロング

Sクラスにプラグインハイブリッドモデルが追加

メルセデス・ベンツ日本は12月13日、最高級セダン「Sクラス」のラインナップに、EQ POWER(プラグインハイブリッド)モデルの「S560 e ロング」を追加設定し、同日から販売を開始した。

Text by HARA Akira

エンジンとモーターの出力を向上したプラグインハイブリッド

メルセデス・ベンツ「Sクラス」は、言わずと知れたメルセデスのフラッグシップセダン。今回追加された「S 560 eロング」は、前モデルとなる「S 550 eロング」に比べてエンジンとモーターの出力を向上し、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量を大幅に増加させたプラグインハイブリッドモデルとなる。

搭載する3.0リッターV型6気筒直噴ツインターボの「M276」エンジンは、最高出力270kW(376ps)、最大トルク500Nmとエンジン単体でも十分なパワーを発生。これに最高出力90kW(122ps)、最大トルク440Nmのモーターを組み合わせ、システム全体で最高出力350kW(476ps)、最大トルク700Nmを発生する。これにより、パワフルでスムーズな加速を実現するとともに、130km/hまではモーターのみ走行できるという。

リチウムイオンバッテリーは、ダイムラー社の子会社である「Deutsche ACCUMOTIVE」製で、S 550 eロングの8.7kWhから容量を55パーセント増加した13.5kWhとしたほか、体積を小型化。今後複数のモデルに搭載することを前提に設計されており、6.0kW充電に対応することで充電時間も短縮している。

メルセデス・ベンツ S 560 eロング

メルセデス・ベンツ S 560 eロング

エコドライブのため2つの機能を持つ「インテリジェント アクセルペダル」を採用したのが特徴で、「プレッシャポイント機能」ではEV走行モード時にこれ以上アクセルを踏むとエンジンが始動するという限界点でペダルの抵抗を増し、ドライバーに知らせるというもの。また「ダブルパルス機能」では先行車との車間距離と速度差をレーダーで測定し、不要な加速操作をするとペダルに2回のノックパルスを発生させる。

購入から3年間走行距離無制限のメルセデスケアに加え、リチウムイオンバッテリーなどすべての部品に4年間の特別延長保証を適用した合計7年保証を実現し、価格は1,697万円となる。

問い合わせ先

メルセデスコール

0120-190-610

           
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