フォルクスワーゲン ゴルフトゥーランとシャランを仕様変更|Volksawgen
Volkswagen Golf Touran|フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン
Volkswagen Sharan|フォルクスワーゲン シャラン
ゴルフ トゥーランとシャランが仕様変更して登場
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ トゥーランTSIハイライン」と「シャラン」の仕様を変更し、販売を開始した。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
トゥーランがグレードアップ
先日、小川フミオ氏による試乗記を掲載した「クロス トゥーラン」のベースモデル「ゴルフ トゥーラン」は2004年に日本に導入されて以来、輸入車ミニバンの代表格だ。2007年には、フォルクスワーゲンのダウンサイジングエンジンである「TSIエンジン」とデュアルクラッチトランスミッション「DSG」を得て、現代化を果たし、燃費はJC08モードで15.0km/ℓを記録している。
昨今では、ドライバー疲労検知システムを搭載。現在、フォルクスワーゲンが力をいれている、安全装備のさらなる充実をはかっている、といえるだろう。
今回は「ゴルフ トゥーラン TSI ハイライン」を対象に、駐車支援システム「Park Assist」が追加され、あわせて「パークディスタンスコントロール」が従来のリヤにくわえて、フロントにも装備されるようになった。SDカードをつかって、自宅のPCなどからダウンロードした最新の地図データを使用できる、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」が標準装備になったのも、トピックだ。そのほか、アルミホイールのデザインが変更されている。
価格は従来より24万円あがり363万円。
シャランも同時に仕様変更
「ゴルフ トゥーラン」がコンパクトミニバンならば「シャラン」はラージミニバン。TSIエンジンとDSGの組みあわせで、13.5km/ℓという高い燃費性能をほこり、自動車取得税、自動車重量税100パーセント減税が適用されることでも、人気のモデルだ。
こちらも「シャラン TSI ハイライン」を対象に、装備の向上がはかられた。すでにPark Assistやドライバー疲労検知システムなど、充実した装備をもつシャランだが、ここに、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」の標準装備化と、リヤバンパー下のセンサーに足をかざすことで、両手がふさがっているときでもテールゲートをあけられる「Easy Open」の追加、17インチアルミホイールのデザイン変更がおこなわれる。
価格は従来より21万円あがり458万円だ。