マセラティ レヴァンテGTSをワールドプレミア|Maserati
Maserati Levante GTS|マセラティ レヴァンテ GTS
V8搭載のレヴァンテ GTSをグッドウッドでワールドプレミア
マセラティは、7月12日(現地時間)から英国で開催されている第25回グッドウッド フェスティバル オブ スピードで、3.8リッターV8エンジンを搭載した新型SUV「レヴァンテ GTS」を世界初公開した。
Text by HARA Akira
550ps、730Nmの3.8リッターV8ツインターボ搭載
マセラティ「レヴァンテ GTS」は、今年3月のニューヨーク国際オートショーでデビューした最上位モデルである「レヴァンテ トロフェオ」の弟分で、これによりレヴァンテのモデル構成は、V6エンジン搭載モデルが3種(ガソリンおよびディーゼル)、V8エンジン搭載モデルが2種の合計5車種となる。
フロントに搭載するフェラーリ・マラネロ工場製3.8リッターV型8気筒ツインターボ エンジンは、同社のフラッグシップモデルである「クアトロポルテ GTS」に搭載するバンク角90度のV8ユニットをリチューン。レヴァンテのQ4インテリジェントAWDシステムに対応するための改良を施し、最高出力550ps/6,250rpm、最大トルク730Nm/2,500-5,000rpmを発生する。
組み合わせるトランスミッションは、他モデルと同様のZF製8段オートマチックギアボックスとなるが、ストローク短縮とコントロール性向上のためシフトレバーを新しいデザインとし、直感的な操作ができるようにしたという。
パワーウェイトレシオは3.9kg/psとなり、これらの結果0-100km/h加速4.2秒、最高速度292km/hを実現している。
高い剛性と低重心化を両立したシャシーはGTS専用にチューニングを施し、前後重量は、他のマセラティモデル同様の50:50に設定。V8ツインターボのハイパワーを完全にコントロールするとともに、グランドツアラーに欠かせない長距離走行時の快適性やアクティブセーフティに妥協を図ることなく、爽快なドライビングプレジャーを提供するという。また、ESPには車両統合制御システム(IVC)を採用。“ドライバーのミス”を修正するだけでなく、車両のコントロール性を維持することができる。
エクステリアは、フロントフェイス下部とリアバンパーを見直し、スポーティさとエレガントさを両立。インテリアは、フル プレミアム レザー、スポーツペダル、14スピーカーのハーマンカードン オーディオシステムを標準装備。ディスプレーのグラフィックをアップデートするとともに、室温コントロールボタンを自然の操作ができるようエルゴノミクスにも改良を施した。
さらにフルグレイン ピエノフィオーレ ナチュラルレザーをオプションで用意するなど、高級車らしい印象づけがなされている。トリノにあるミラフィオーリ工場で、今年5月からの生産がすでに始まっているという。
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