ポルシェ初のEV「ミッションE」を2020年に日本で発売|Porsche
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2018年6月4日

ポルシェ初のEV「ミッションE」を2020年に日本で発売|Porsche

Porsche Mission E|ポルシェ ミッションE

ポルシェ初のEV「ミッションE」を2020年に日本で発売

ポルシェ ジャパンは、ポルシェ初のピュアEV(電気自動車)となる「ミッションE」を、2020年に日本国内で発売することを決定した。

Text by HARA Akira

最大航続距離500km、600psの4ドアEV

ポルシェ「ミッションE」は、2015年のフランクフルト モーターショーで発表された、同社初の純電気駆動システムを搭載するEV。2015年からル・マンで3連覇を果たしたレーシングカー「919ハイブリッド」やハイブリッド スーパースポーツカー「918スパイダー」のテクノロジーを受け継いだ電気自動車のコンセプトモデルとして公開され、今年のジュネーブモーターショーではクロスオーバーユーティリティビークル(CUV)タイプの派生版となる「ミッションE クロスツーリスモ」が公開されている。

4ドア4シータースタイルとなるミッションEは、搭載する2基の永久磁石シンクロナス モーター(PSM)がフロントとリアのアクスルを駆動する4WDシステムで、最高出力は440kW(600ps)を発生。100km/hまで3.5秒、200km/hまで12秒で加速し、ブレーキング時には効率的に運動エネルギーを回生する。ポルシェが「ターボチャージング」と呼ぶ800Vの高電圧で充電可能なリチウム電池により、フル充電で500kmの最大航続距離を誇るという。

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エクステリアは、911のDNAを感じさせる伝統と、4灯式マトリックスヘッドライトやフラットノーズなどの革新が融合したものとなっている。

ポルシェは、1900年のパリ万博で公開された世界初のフルハイブリッドカー「ローナーポルシェ」をはじめ、「918スパイダー」「カイエンS Eハイブリッド」「パナメーラS-Eハイブリッド」「919ハイブリッド」レーシングカーなど、これまでも積極的に電動化に取り組んでおり、現在ではパナメーラ4モデルとカイエン1モデル(欧州で発売開始)という合計5モデルのEV車両を市場に導入済み。これを2025年までに、全モデルラインナップの内5割をプラグイン ハイブリッドモデルとミッションEなどのEVとすることを目標として掲げている。

           
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