レクサスのフラッグシップクロスオーバーコンセプトをデトロイトで初披露|Lexus
Lexus LF-1 Limitless|レクサス LF-1 リミットレス
フラッグシップクロスオーバーコンセプトをデトロイトで初披露
レクサスは現地時間1月14日(月)に開幕したデトロイトモーターショーで、フラグシップクロスオーバーのコンセプトモデル「LF-1リミットレス」を初披露した。
Text by YANAKA Tomomi
ロングノーズかつ、低重心なスタイリング
これまでシルエットのみしか発表されていなかった「LF-1リミットレス」の全貌がデトロイトモーターショーで明らかになった。
「LF-1リミットレス」はレクサスのフラッグシップクロスオーバーとして発表されたコンセプトモデル。全長5,014×全幅1,986×全高1,605mmで、長いノーズと後方に構えたキャビン、低重心のスタイリングが特徴だ。
インテリアは、最先端のインターフェイスと2,974mmというロングホイールベースなどがもたらすくつろぎの空間を融合。前席では、ドライバーのジェスチャーを検知することで操作をおこなうモーションコントローラーや直感的なディスプレイなどを採用。さらに、シフトレバーをなくし、ステアリング上にパーキングやリバースなどを含めたシフト操作を集約したほか、スイッチ類も少ないシンプルなコックピットをつくりだした。
後席は開放的なレッグスペースにくわえ、リアシートエンターテインメントシステムや快適機能などをマルチオペレーションパネルで一括して操作できるという。
レクサスでは2025年までにすべてのモデルでEVやPHEVなど、電動専用車や電動グレード設定車をラインナップすることを見据えており、「LF-1リミットレス」でもガソリンエンジンやハイブリッドにくわえ、プラグインハイブリッドや電気、燃料電池を含めたパワートレーンの搭載が想定されている。
このほかにも、レクサスによる自動運転技術の提案として、目的地までの運転操作を車両側が担うショーファーモードを搭載。またナビゲーションに時間の概念を導入し、車両や交通の状況に応じた判断により、休憩やレストランの提案、ホテルの予約などをおこなう4Dナビゲーションシステムなど、先端技術も想定されている。
レクサス LF-1 リミットレス
ボディサイズ|全長 5,014 × 全幅 1,986 × 全高 1,605 mm
ホイールベース|2,974 mm