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2017年10月27日
東京モーターショー 2017 リポート|Porsche
Porsche|ポルシェ
東京モーターショー 2017 リポート
Text by HARA AkiraPhorographs by ARAKAWA Masayuki
新型カイエンやパナメーラスポーツツーリスモを展示
ポルシェの東京モータショーにおけるテーマは、「進化と挑戦。未来のスポーツカーへのロードマップ」だ。会場には、1948年にデビューした純白のボディーが輝く「356」を展示。フェリー・ポルシェ博士のコンセプトを実現し、17年間販売され続けたこのモデルから、ポルシェの歴史が始まったことを教えてくれる。
ポルシェ ジャパンの七五三木敏幸社長からは、アジアプレミアを果たした第3世代の新型プレミアムSUV「カイエン」と、ジャパンプレミアの「パナメーラ ターボS E-ハイブリッドスポーツツーリスモ」が紹介された。
パナメーラ スポーツツーリスモのエクステリアデザインを担当した日本人デザイナーの山下周一氏もここで登壇。4+1の5人乗りシートと拡大したラゲッジスペースの確保を行いつつ、ポルシェスポーツモデルのDNAを引き継ぐデザインを採用した苦労話を披露した。
その結果、「911」を想起する盛り上がったフェンダーラインや、リアの可変スポイラーを取り入れた現在のスタイルになったという。パワートレインは、4.0リッターのV8ツインターボエンジン(404kW(550ps))と電気モーター(100kW(136ps))を組み合わせたトータル500kW(680ps)を発生するプラグインハイブリッドで、その性能は0-100km加速3.4秒、最高速度310kmに達する。