マクラーレンMP4-12Cスパイダー、日本初上陸|McLaren
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2015年1月26日

マクラーレンMP4-12Cスパイダー、日本初上陸|McLaren

McLaren MP4-12C Spider|マクラーレン MP4-12C スパイダー

MP4-12Cスパイダー、日本初上陸

マクラーレンのスーパースポーツカー「MP4-12C」のオープンモデルとなる、「MP4-12C スパイダー」がついに日本へ初上陸。東京・赤坂にあるショールーム「マクラーレン東京」にその姿を表した。

Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)

オープン化によるデメリットは一切ない

マクラーレン「MP4-12C」のデビューから2年目を迎えた今年の6月、そのオープン仕様となる「マクラーレン MP4-12C スパイダー」が発表された。ワールドプレミアを飾ったのは8月、アメリカ西海岸モントレーで開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でのこと。あれからわずか2ヵ月という早さで、日本上陸を果たした。

OPENERSでも既報の通り、MP4-12C 12Cスパイダーは、クーペモデルのMP4-12Cの2013年モデルとおなじ、V型8気筒3.8リッターツインターボエンジンを搭載。最高出力625ps/7,500rpm、最大トルク600Nm(約61.2kgm)/3,000-7,000rpmを発揮し、トランスミッションは7段デュアルクラッチが組みあわされる。

注目のルーフは、ソフトトップではなく、リトラクタブル式のハードトップが採用された。開閉に要する時間は僅かに17秒と短く、最大30km/hまでなら走行中でも操作が可能となっている。ボディもクーペモデルとおなじ、カーボンモノセルと呼ばれるカーボンファイバー(CFRP)製シェルが採用され、開発段階からオープン化を見据えた設計がおこなわれていたため、特別な補強はほとんどおこなわれていない。

もちろん、ドライバーと乗客を衝撃から守るためのパッシブ・ロール・オーバー・プロテクション(スピンや横転など危険性を察した瞬間、ヘッドレストの背後に内蔵されたロールオーバーバーが飛び出し、身体を保護するシステム)は装備されているが、それでもクーペモデルとの総重量比は、わずか40kg増に留まっている。

そのほとんどの加算分は、開閉システムの重量である。そのため、0-100km加速は、3.1秒とクーペモデルとおなじ。最高速度も329km/h(クーペは333km/h)と遜色ない速さを実現した。

今回の発表にあたり来日した、マクラーレン・オートモーティブでマネージングディレクターを務めるアントニー・シェリフ氏は、このMP4-12Cスパイダーについて「最大の特徴は、クーペと変わらないドライビングエクスペリエンスを提供できるとこにある。300km/hの風をダイレクトに感じてほしい。マクラーレンは常にふたつの目標を掲げている。ひとつめは、ベストクオリティーのクルマをお届けすること。そしてもうひとつは、オーナーのエクスペリエンスをつねに高めつづけていくことだ」と述べた。

なお、日本でのデリバリー次期は2013年初旬を予定しているという。価格は3,000万円となる。

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McLaren MP4-12C Spider|マクラーレン MP4-12C スパイダー

 

ボディサイズ|全長4,509×全幅1,910×全高1,203mm

ホイールベース|2,670 mm

トレッド 前 / 後|1,656 / 1,583mm

車輛重量|1,376kg

エンジン|3,799cc V8ツインターボ

最高出力|625ps(約460kW)/7,500rpm

最大トルク|600Nm(約61.2kgm)/3,000-7,000rpm

0-100 km/h加速|3.3秒(コルサタイヤ装着時3.1秒)

最高速度|329km/h

トランスミッション|7段デュアルクラッチ

タイヤ 前|ピレリ P ゼロ 235/35 R19

タイヤ 後|ピレリ P ゼロ 305/30 R20

燃費(EU複合サイクル)|11.7ℓ/100km

CO2排出量|279g/km

価格|3,000万円

           
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