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2017年3月9日
シビック タイプRの量産モデルをジュネーブショーで披露|Honda
Honda Civic Type R|ホンダ シビック タイプR
シビック タイプRの量産モデルをジュネーブショーで披露
ホンダは、ジュネーブモーターショーにおいて新型「シビック タイプR」の量産モデルを世界初披露した。
Text by YANAKA Tomomi
2017年夏から日本でも発売を開始
2015年の東京モーターショーや昨年のパリモーターショーでプロトタイプが登場していた「シビック タイプR」の量産モデルがついに公開された。
先代同様、英国で生産されるという新型はサーキットでの走行性能にくわえ、公道でのグランドツアラー性能の進化を目指して開発したとホンダは謳う。
パワートレインは、最高出力320ps、最大トルク400Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンの「VTECターボエンジン」を搭載。トランスミッションは6段MTで、変速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整され、アクセル操作が不要となるレブマッチシステムが取り入れられた。
また運動性能を向上させるため、リアサスペンションをマルチリンク式に変更し、高剛性化を計った新プラットフォーム、20インチタイヤなどを採用。このほかにも空力を高めたエクステリアデザインを取り入れ、ホイールやトレッドの拡大なども施された。
新型シビックタイプRは今年夏より欧州や日本、北米など世界各国で販売を開始する予定だ。
またホンダはジュネーブモーターショーで、欧州の電動化ビジョンも同時に発表。2025年をめどに欧州でのクルマの3分の2をハイブリッドやプラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池といった電動化車両に置き換えることを目指すという。