メルセデスベンツCLAファミリーがフェイスリフト|Mercedes-benz
CAR / NEWS
2016年8月25日

メルセデスベンツCLAファミリーがフェイスリフト|Mercedes-benz

Mercedes-Benz CLA|メルセデス・ベンツ CLA

Mercedes-Benz CLA ShootingBrake|メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク

Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC|メルセデスAMG CLA 45 4マティック

Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC ShootingBrake|メルセデスAMG CLA 45 4マティック シューティングブレーク

メルセデスベンツCLAファミリーがフェイスリフト

メルセデス・ベンツ日本は、フェイスリフトした「CLA」と「CLAシューティングブレーク」を発表した。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

2016年前半も堅調に台数推移

メルセデス・ベンツは年初より多くのモデルを発表。特に本年はSUVイヤーとし、「GLC」「GLEクーペ」「GLS」といったSUVモデルを続々と刷新。また“ドリームカー”と位置付けている「Cクラス クーペ」や「SL」「SLC」、そして、44年ぶりに復活した「Sクラス クーペ」などのスペシャリティーモデルを発表してきた。さらに、中核モデルとなる、「Eクラス」もフルモデルチェンジ。

また、マーケティング活動においても、代官山T-SITEに期間限定で開設した“クルマを展示しないショールーム”も、1日当たりの平均市場件数は10件と好調だという。

これらの結果から、各セグメントで堅調に台数を伸ばし、2016年前半では「輸入車No.1で折り返すことができた」と同社取締役社長兼CEOの上野金太郎氏は述べ、「グローバルでもメルセデスベンツは過去最高の台数を記録している」と話す。

その「グローバル及び国内の好業績を支えているセグメントの1つがNGCC(ニュー ジェネレーション コンパクト カーズ)と呼んでいる5車種だ」と上野氏。NGCCには「Aクラス」「Bクラス」「GLA」「CLA」「CLA シューティングブレーク」がラインナップされ、今回はそのなかでも特にデザイン性の高い、CLAとCLAシューティングブレークのフェイスリフトが発表された。

Mercedes-Benz CLA|メルセデス・ベンツ CLA

Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC ShootingBrake|メルセデスAMG CLA 45 4マティック シューティングブレーク

新規獲得ユーザーが多いCLA

CLAは2013年に日本でもデビューし、「これまでメルセデスに接点がなかったユーザーを中心に瞬く間に反響があり、ユーザーに届けるまでに半年以上待ってもらう状況となっていた」とは、同社営業企画部・商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉氏の弁。そして、「予想以上の人気で、可能な限り早くユーザーのもとへ1台でも多く届けるため、販売店の試乗車すら用意できない状況だった」という。CLAは2013年のデビュー以来、3年間で2万台販売された。

また、CLAは「斬新な4ドアクーペとして自動車のスタイリングに革命をもたらした。CLAのデザインは若い世代のユーザーの心を確実につかみ、実際にほかのモデルよりも平均年齢は若い。また、セダンはもちろんのことミニバンやハッチバックなど、さまざまなボディタイプ、さらには国産車からの乗り換えユーザーも多いというのも特徴だ」という。

デザイン、グレードの差別化、コネクティビティ

今回のCLAのフェイスリフトでは、大きく3つのハイライトがある。その1つはデザインだ。具体的には、フロントバンパー形状がリファインされたと同時に、リアバンパーやリアディフューザーのデザインもより洗練され、スポーティさを強調したデザインになった。さらに、LEDのテールランプの点灯パターンも変更された。

2つ目は各モデルのキャラクターをはっきりさせたことだ。「CLA 180」は、リアのディフューザーは装備されず、フロントバンパーもおとなしいデザインで同時にダイヤモンド フロントグリルも装着されない。しかし、サスペンションはしなやかさが強調され、16インチ ホイールが選択されることで、よりコンフォート性が高められたモデルになっている。一方で、「180 スポーツ」の場合は、スポーツサスペンションを装備し、スポーティなバンパーデザインになるなど、スポーティなデザイン性を重要視したモデルになるなど、「全4モデルそれぞれが、明確な個性を持つように差別化が図られた」と廣澤氏。

Mercedes-Benz CLA|メルセデス・ベンツ CLA

Mercedes-Benz CLA ShootingBrake|メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク

3つ目の特徴は、コネクティビディだ。Apple CarPlayやAndroid Autoが対応可能になった。廣澤氏は「メーカー標準のナビゲーションシステムの良さはあるものの、iPhoneの地図アプリなどに慣れている“スマホ世代”に選択肢を与えることで、より若いユーザーがすんなりとiPhoneと同じように操作ができるようになっている」と説明。

そのほか、メルセデスのDNAである安全性、快適性も進化。最新鋭の安全運転支援システムを搭載したほか、足先をバンパー下に入れることでトランクやテールゲートを開けることが出来るフット トランク オープナーが標準装備されるなど、今回のフェイスリフトでは利便性も向上した。

問い合わせ先

メルセデスコール

0120-190-610

           
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