CAR /
NEWS
2015年7月17日
新型フィアット500、ワンオフの特別モデル|Fiat
Fiat 500|フィアット チンクエチェント
新型フィアット500、ワンオフの特別モデル
FCAは、モデルチェンジしたばかりのあたらしい「500C」の第1号車として特別モデルを製作。モンテカルロで開催されたチャリティーイベントで披露のあと、オークションに出品した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
エクステリアにレザーをあしらう
今月初頭にワールドプレミアを果たしたばかりの新型「500」のラインオフ第1号車が、ワンオフの特別な内外装を得たスペシャルモデルとして披露された。
ベースとなったのは、ボディカラーにボサノバ ホワイトをまとったコンバーチブルモデル「500C」。エンジンには最高出力69psの1.2リッター直列4気筒を搭載し、トリムは最上級の“ラウンジ”が選択されている。
エクステリアのなかでも、ヘッドライトやホイールアーチ、リアライト周辺で目を惹くブラウンの部分は、熟練職人の手によるナチュラルカラーのカーフ レザー。これらのレザーパーツを縁取るスカイブルーは、ラグジュアリーボートブランド「リーヴァ」に捧げられたものだという。
リアに背負ったピクニックバスケットもおなじレザーで仕立てられたもので、設置したときに本来あるべき位置におさまるようにフィアットのロゴが貼付される。また、サイドミラーカバーは、リーヴァのボートをほうふつとさせるマホガニー材でつくられている。
この特別な500Cは、フィアットが積極的に取り組む数おおくの社会貢献活動のひとつとして、ロバート F.ケネディ ヒューマン ライツ財団が中心になっておこなわれた人権にかんするチャリティーイベントに出展され、参加したセレブたちのあいだでオークションにかけられた。