BMW Brilliant New Energy Vehicle|ビー・エム・ダブリュー ブリリアント ニュー エナジー ビークル
CAR / NEWS
2015年3月16日

BMW Brilliant New Energy Vehicle|ビー・エム・ダブリュー ブリリアント ニュー エナジー ビークル

BMW Brilliant New Energy Vehicle|
ビー・エム・ダブリュー ブリリアント ニュー エナジー ビークル

5シリーズのプラグインハイブリッドを中国で発表

上海オートショーにて、BMWは5シリーズをベースにつくられたプレミアムセグメントのプラグインハイブリッドセダンを発表した。

文=高橋進一

華晨中国汽車との共同開発

今回発表されたニューモデルは、ロングホイールベース仕様のBMW 5シリーズセダンをベースにしたプラグインハイブリッド。中国でも人気の5シリーズなだけに、シェア拡大が期待される。2013年には、中国で車両の量産開始が予定されているという。BMWグループと合弁パートナーの華晨中国汽車(Brilliance China Automotive Holdings Ltd.)は、同車を中国向け自動車開発のネクストステップに進むモデルとして位置づけている。

搭載されるパラレルハイブリッド用に設計されたBMWツインパワーターボテクノロジーを備える最高出力160kWのエンジンと、最高出力70kWの電気モーターとのコンビネーションで、BMWならではのドライビングダイナミクスと先駆的な効率性を実現。電気モーター単体によるゼロエミッション走行も可能で、時速60km/hを一定に保った場合、最大75kmまで走行することができる。走りと環境性能を両立させたことで、プレミアムセグメントにおける中国のマーケットでも、対応できるような仕様になっている。

またラゲッジルームに装備されている、プラグインハイブリッド駆動モデル専用のコンポーネント類、パワーエレクトロニクス、高電圧バッテリーは、合弁パートナーであるBMWグループとBrilliance China Automotive Holdings Ltd.が密な連携によって開発したもの。こうしてBMWグループの駆動装置の知識と電気自動車分野について中国で蓄積したノウハウを積極的に活用することで、最新技術と自動車の新エネルギーの適用可能性にかんする学術的な知識も取り入れることに成功した。今後の展開も期待されている。

           
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