RENAULT|ルノー 東日本大震災の被災地に寄付
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2015年3月17日

RENAULT|ルノー 東日本大震災の被災地に寄付

RENAULT|ルノー

東北関東大震災にむけた特別基金の設定

ルノーは東日本大震災の被災地支援のため、社内で緊急募金キャンペーンを開始した。

文=松尾 大

50万ユーロの寄付を目的とする

ルノーは、東日本大震災の被災者にたいする支援として、同社の社員が参加できる、50万ユーロ(約5,750万円)の寄付を目的とした特別基金を設定した。

震災のニュースが流れて以来、ルノーの従業員や労働組合の多くは、アライアンスパートナーである日産と日本の人びとのために、支援をしたいという気持ちを抱くようになっていったという。そのため、同社としては、従業員が特別基金に参加できる機会をあたえたということだ。

この基金は、全額が赤十字に寄付され、食品、医薬品および医療、献血など緊急を要する分野に充当される見込みだ。現在、日本赤十字社は、2万人のボランティアのなかから、400の救助チームを設置し、医師、看護師や医療助手が被災地で活動している。

ルノーと日産のCEOを兼務するカルロス・ゴーン氏は「私はルノーの従業員たちから、従業員仲間である日産の社員、そして日本の人びとを援助したいという声に触れてきた」と語った。そして、「この大震災の悲劇をきっかけにまとまった団結力は、ルノーと日産両社間の強固な関係を示しています。私は、ルノーからのこの援助が、この逆境のなかでも冷静で尊厳を保ちつづけている、日本の人びとの困難の軽減に役立つことを望みます」としている。

また、3月22日づけで、ルノー・ジャポンも募金活動を開始させている。全国のルノー正規販売店にて、募金箱を設置し、そこに納められたお金は日本赤十字社へ寄付される。足をお運びのさいは、ぜひとも協力していただきたい。

           
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