TOYOTA|トヨタ G-BOOKを活用した「とおれた道マップ」
TOYOTA|トヨタ
G-BOOKを活用した「とおれた道マップ」を公開
トヨタは東日本大震災の被災地周辺への移動を支援するため、G-BOOK搭載車両から収集した通行実績情報(=プローブ情報)を公開。通行可能な道路を確認するさいの参考に活用できるとしている。
文=松尾 大
毎朝10時に情報を更新
情報の取得方法については、Google マップとGoogle Earthでの表示が可能だ。PCおよびスマートフォンからはGoogle マップの地図にアクセス(http://maps.google.co.jp/maps?q=http://g-book.com/disasterMap/ALL/Tohoku-Jishin_更新日.kmz)。被災地域周辺の通行実績情報が表示され、画面上のコントローラーやマウス操作などにより、拡大・縮小・移動ができる。
Google EarthはPCのみで表示可能。Google Earthをインストールしたのち、KMZファイル(http://g-book.com/pc/spot/Tohoku-Jishin.asp)からダウンロード。ダウンロードしたKMZファイルをダブルクリックすると、自動的にGoogle Earthが起動し、被災地域周辺の 通行実績情報が表示されるというものだ。このKMZファイルのファイル名は「Tohoku-Jishin_更新日.kmz」となっており、更新のたびにダウンロードする必要がある。
なお、通行実績の詳細な情報は色分けされており、双方向の通行実績が10台以上ある場合は青で、一方向の通行実績が10台以上の場合は緑、1台以上10台未満の通行実績がある場合は黄色で表示される。
情報の更新時間は毎日10時ごろで、前24時間の情報がアップされる。もちろん、通行実績がある道路でも、そのあとの状況変化や交通規制などにより、通行できない場合があるため、事前に警察や国土交通省、各国道事務所および道路会社などの道路管理者が提供する情報とあわせて確認すべきだろう。
詳細な情報は、http://g-book.com/pc/spot/Tohoku-Jishin.aspを参照されたい。