高いデザイン性と走破性を併せもつオールロードクワトロ

オールロード クワトロは、2000年にデビューし、アウディならではの洗練されたデザインと、オンロード、オフロードを問わない高い走行性能で人気を博したモデル。そのあと、2006年にはA6オールロード クワトロとなり販売されていたが、このたび“オールロード”の第3弾として「A4オールロード クワトロ」が誕生。A4オールロード クワトロの登場により、アウディはクロスオーバー、SUVセグメントに対するさらなる意欲を高めているという。

アウディ A4オールロード クワトロは、「SUV」とアウディのステーションワゴン「アバント」が融合したプレミアムクロスオーバーモデル。オンロードでの快適性はそのままに、荒れた路面や積雪路面などの悪条件でも優れた走破性を発揮できる一台となっている。オールロードの名前のとおり、道を選ばない力強い走りと、専用エクステリアパーツが醸し出す独特の機能美、デザインが、ヨーロッパを中心に人気を集めている。

今回のA4オールロード クワトロに搭載されるのは、優れた環境性能と出力特性で5回にわたるエンジン オブ ザ イヤー賞に輝く、2リッター直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン「2.0TFSI」に、デュアルクラッチ式トランスミッション「7速Sトロニック」とおなじみのクワトロシステムを組みあわせたもの。もちろんサスペンションは専用のもので、車高を160mm（Audi A4 Avant比+40mm）と設定することで、高い走破性を確保しているという。

エクステリアはひと目で“オールロード クワトロ”であることがわかるものだ。コントラストカラーに塗装された専用のバンパーと大型ホイールアーチ、縦基調の専用フロントグリル。そして、大型のステンレスアンダーガード。アウデイらしいなめらかなシルエットに、力強さが融合したオールロード クワトロならではの機能美を表現している。外装色はオールロード クワトロの系譜を継ぐ「コンドルグレーメタリック」と呼ばれる専用色を採用。内装はカルダモンベージュのシートヒーターつき本革シートに、ウォールナットのデコラティブパネルが組みあわされる。

Audi A4 allroad quattro｜アウディ A4 オールロード クワトロ
ボディ｜全長4,720×全幅1,840×全高1,495mm
ホイールベース｜2,805mm
車両重量｜1,770kg
エンジン｜2リッター 直列4気筒DOHCインターク―ラ付ターボエンジン
最高出力｜155kW(211ps)/4,300-6,000rpm
最大トルク｜350Nm(35.7kgm)/1,500-4,200rpm
トランスミッション｜7速Sトロニック
10・15モード燃費｜10.4km/ℓ
CO2排出量｜223km/g
駆動方式｜フルタイム4WD
価格｜585万円