LEXUS『L-finesse(エル・フィネス)』の表現強化
LEXUS|レクサス
IS350 IS250 IS250C IS F
レクサス「L-finesse(エル・フィネス)」の表現を強化
レクサスは、IS350、IS250をマイナーチェンジするとともに、コンバーチブルモデルにIS350Cを追加設定。同時にIS250C、IS Fを一部改良。それぞれを全国のレクサス店をつうじて、8月 25日より発売した。
text by OPENERS
よりスポーティに、新バージョンも設定
今回、レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse(エル・フィネス)」の表現強化にともない、全車のヘッドランプにL字型のシャープなLEDポジショニングランプを新採用し、同時にステアリングスイッチベースなどにアルミ調加飾を追加するなど、スポーティさをより際立たせた。またスピードメーターは260km/h(IS Fは330km/h)まで表示を限定する。
IS350、IS250に、LFAを頂点とする「F」のコンセプトを継承し、走りを楽しめるスポーティバージョン「F SPORT」を新設定、コンバーチブルモデルに3.5リッターガソリンエンジン搭載のIS350Cを追加設定した。
さらに、IS250の2WD車では、エンジン・トランスミッション・オルタネーターなどの制御を改良したことにより、従来型より燃費を0.4km/ℓ向上させ、12.2km/ℓまで引き上げた。これにより「平成22年度燃費基準+15パーセント」を達成し、すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75パーセント低減レベル」とあわせ、自動車取得税と自動車重量税が50パーセント減税される。
主な変更点は以下のとおりである。
IS350、IS250
フロントのグリル・バンパー、リヤコンビネーションランプ、アルミホイール(17および18インチ)の意匠変更。外板色には、ラピスラズリマイカ、スターライトブラックガラスフレーク、シルバリーブルーメタリックの3色があらたにくわえられる。
新設定の「F SPORT」においてはコイルスプリングやショックアブソーバー、リヤのスタビライザーやブッシュなどをふくめ、あらたにチューニング。足まわりを電動パワーステアリングにより、リニアな操舵フィーリングを実現し、トータルで高いスタビリティを確保した。
また外観は、「F SPORT」専用のフロントグリル、スポイラー、「F SPORT」エンブレムをほどこしたフロントフェンダーを採用。内装には、ホールド性にすぐれた専用スポーツシート(ヌバック調ファブリック) にくわえ、 専用色(アッシュブルーメタリック)オーナメントパネル、「F SPORT」ロゴ入りの本革ステアリング(パドルシフトつき)&本革シフトノブなどにより、「F」のもっていた理念を受け継ぎ、スポーティなイメージを強調した。
IS350C、IS250C
外板色は、新色ラピスラズリマイカをふくむ、全9色を設定。
内装色にかんしては、ブラック&レッド、ライトグレー、サドルタンの新色3色をふくむ、全7パターンとなる。
すべての窓が一括で開閉できるスイッチをあらたに採用し、使用性の向上を図った。また3.5リッターガソリンエンジン(2GR-FSE)に、6速オートマチックトランスミッション(6 Super ECT)を組み合わせることで、力強くゆとりある加速を可能にしている。
IS F
リアサスペンションのキャンバー角度の設定変更など、アライメントの調整を図り、ショックアブソーバーやブッシュ類の改良など、専用のチューニングがほどこされている。
ナビゲーションシステムのGPSによる位置確認で、サーキットモードの利用可能エリア内(レクサス販売店にてモード使用範囲の確認が可能)にはいると、ナビ画面からモード選択ができる。ドライバーがサーキットモードを選択するとIS Fのもつポテンシャルをさらに引きだすことができ、ステアリングホイールに配置されているSPORTモードスイッチの使用でも、またことなった走行感をえることが可能。