アウディのコンパクトSUV、新型Q2がデビュー|Audi
CAR / NEWS
2020年9月8日

アウディのコンパクトSUV、新型Q2がデビュー|Audi

上位セグメントと同等のドライバーアシストシステムを搭載

パワートレインは、3種類のTFSIと2種類のTDIを用意。1.5 TFSIは、110kW(150PS)の最高出力と250Nmの最大トルクを発生し、7段Sトロニックと組み合わせてNEDCサイクルにおける燃料消費量はわずか5.4〜5.1ℓ/100km、CO2排出量は124〜116g/km。低負荷および低回転域では、効率化システムのシリンダーオンデマンド(COD)機能が作動し、2番と3番シリンダーを一時的に休止する。
別のTDIおよびTFSIエンジンは、年末までに追加される予定で、すべてのエンジンは新しいEuro 6 AP排ガス基準に適合。ディーゼルエンジンにはNOx排出量を最小限に抑えるツインドーシングテクノロジーを採用。これは2つのSCR触媒コンバーターが連携して機能するもので、1つはエンジンの直後に配置され、もう1つは車両のフロア下に取り付けられ、それぞれ異なる作動環境をカバーしてお互いの機能を補完するという。
足回りでは、オプションで、車高を10mm低下させるスポーツサスペンションを用意し、さらに、ダンパーコントロール付きサスペンションを装備することも可能。このシステムには、個別オプションとしてもオーダーすることができるアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムが含まれ、約150mmの最低地上高を備えたAudi Q2は、整備されたオフロードの走行にも対応し、ESCスタビリゼーションコントロールには、オフロードモードが追加される。
ドライバーアシストシステムは上位セグメントと同等のものを搭載。標準装備するアウディプレセンスフロントシステムは、レーダーを使用して車両前方を監視し、事故を回避したり、事故の程度を軽減したりする。車線逸脱警報も標準装備。
オプションのシステムは、「ドライブ」「セーフティ」「パーク」パッケージに分類される。「パーク」パッケージには、リバースカメラとパーキングシステムプラスが含まれ、アップグレードオプションとして、駐車スペースに車両を自動的に出し入れできるパークアシストを装備することも可能だ。
セーフティ」パッケージには、サイドアシスト、リヤクロストラフィックアシスト、アウディプレセンスベーシック、アウディプレセンスリヤシステムが含まれる。「ドライブ」パッケージには、MMIナビゲーションプラスとの組み合わせで利用可能な新しいハイエンドシステム、アダプティブクルーズアシストに加え、アウディバーチャルコックピット、Sトロニックが含まれる。
アダプティブクルーズアシストの機能を使用すると、多くの状況で、同一車線内における加速、減速、ステアリング操舵といった主要な運転操作をシステムに委ねることができる。ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検知するため、ステアリングホイールには、静電容量式のタッチセンサーが組み込まれ、アダプティブクルーズアシストは、すべての速度範囲で作動する。カメラベースの道路標識認識機能と組み合わせると、速度制限の標識を認識して車両が自動的に減速し、制限速度が解除されると車両は再び加速するという。
新しいQ2は日本市場には2021年前半に導入予定で、価格は未定。

アウディ コミュニケーションセンター
0120-598-106
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