ミュルザンヌをスポーティかつ豪華に演出する特別仕様登場|BENTLEY
BENTLEY MULSANNE|ベントレー ミュルザンヌ
ミュルザンヌをスポーティかつ豪華に演出する特別仕様登場
ベントレーはジュネーブモーターショーにて「ミュルザンヌ」をよりスポーティに演出する特別仕様車、「マリナー ドライビング スペシフィケーション」を公開する。さらにシャンパンクーラーとグラスルーフのオプションも登場。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
スポーティなタイヤを装着
「ミュルザンヌ」は、自動車界最高峰のラグジュアリーサルーンであると同時に、512psもの最高出力と1020Nmという最大トルクを発生する6.75リッター ターボチャージド V8エンジンの力で、0-100km/h加速5.3秒、最高速度296km/hを記録するベントレーのフラグシップモデルだ。そのミュルザンヌをさらにスポーティに仕上げる「マリナー ドライビング スペシフィケーション」が第82回ジュネーブ国際モーターショーに出展されることが判明した。
最初のトピックはマリナー ドライビング スペシフィケーション専用の2ピース軽量アルミ合金製ホイールと265/40 ZR21タイヤ。ベントレーによれば、ミュルザンヌの力強く、かつエレガントな姿をさらに強調するという。ペイント仕上げとポリッシュ仕上げのいずれかを選択でき、ホイールセンターの「B」マークを走行中も固定するオプション、セルフレベリングホイールバッジを装着することもできるようだ。
フロントフェンダー横のウイングベントは、ベントレーの象徴、「フライング‘B’」のエンブレムをモチーフにした鋳造艶出しステンレススチール製になり、「Mulliner」の文字が刻まれる。
より贅たくなインテリア
マリナー ドライビング スペシフィケーションのために新開発された皮革穿孔プロセスは、正確なダイヤモンド形が、穿孔されていないラインをはさんで整然と並ぶシートやドアの内張りのパターンを可能にしたという。また、このシートには、オプションでシートベンチレーションシステムを組み込むことができる。
アクセルペダルとブレーキペダルはドリルド・アロイ製。ドライバーズシートと助手席のドアサイドシルの垂直面にはマリナー専用の銘板が取り付けられる。
ミュルザンヌ専用オプションも公開
ミュルザンヌ全車種向けに新しく2つのオプションも登場する。
ひとつはフルサイズのシャンパンボトルを2本斜めに収納できる収納エリアとボトルクーラー。ツヤ消しガラスのドアがボタンひとつで開き、David Redman of Londonがベントレー専用にデザインしたシャンパンフルートが3脚あらわれるという。このシャンパンフルートは中央のシートクッションから引き出せるクロームのホルダーに置くことができる。
もうひとつは、サンルーフ。大型チルト機能付き、着色ガラスサンルーフを、フロントキャビンに取り付けることができるようになるようだ。