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2021年10月22日
─言でいって、速くて、快適──日産ノート オーラに試乗|NISSAN
走りの良さは、スポーツシューズを履いているような感覚
ノートオーラの最大の魅力は、ストレスなしに速いこと。そして、微妙なアクセルワークでの加減速が可能なので、ドライバーとクルマとの一体感があること。ここが、新しい驚きを与えてくれたハッチバック車として大きく評価したいところなのだ。
とりわけ市街地などでの走りの良さは、スポーツシューズのようにも思えるほど。へたな内燃機関搭載車(ガソリンとかディーゼル)は長靴を履いているように思えるほど、軽快な走りを味わえる。
以前プロトタイプに乗ったとき、シートのホールド性がいまひとつかなと思ったものの、今回、ファブリックシート仕様を試したところ、不満はまったくなし。下半身も上半身も、しっかり支えて、快適なドライブを実現してくれた。
「G-FOUR」の価格は286万8800円(革シート仕様は295万7900円)。個人的に勧めたいのは、ファブリックシート仕様を選び、プロパイロット(ナビリンク機能付)をはじめ、統合型インターフェースディスプレイ、 NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)、 BOSEパーソナルプラスサウンドシステムなどからなるセットオプション(40万1500円)を追加すること。
上記のセットオプションに含まれるプロパイロットは、ボタン一つで起動。高速走行時のステアリングホイール操作、先行車追従のアクセルとブレーキ操作、さらにカーブでの減速、停止後の追従再開、標識を読み取って制限速度の設定を自動変更、などの機能が含まれる。
実際に、正確に作動するし、高速での移動のときなど、使いやすい。でも本音をいうと、自分ですべての操作を行った方が楽しい。新しいノートオーラはドライバーのためのクルマだと思うからだ。
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