アウディ e-tron GTがジャパンプレミア|Audi

「Audi House of Progress Tokyo」にて、アウディRS e-tron GTとアウディジャパンのフィリップ・ノアック代表取締役社長

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2021年4月8日

アウディ e-tron GTがジャパンプレミア|Audi

Audi e-tron GT|アウディe-tron GT

アウディ e-tron GTがジャパンプレミア

アウディ ジャパンは4月6日、今年2月にワールドプレミアしたアウディ「e-tron GT」をオンラインで公開するとともに、期間限定で東京・青山にオープンしている「Audi House of Progress Tokyo」で5月31日(月)まで展示すると発表した。

Text by HARA Akira

機械式クワトロの5倍の速さで反応するエレクトリック クワトロを搭載

e-tron GT クワトロとその高性能バージョンのRS e-tron GTは、エモーショナルなデザイン、パワフルな駆動システム、長距離を快適に移動するための優れた乗り心地と快適なキャビン、ダイナミックなハンドリングなどを兼ね備えたエレクトリック4ドアグランツーリスモとして開発。サステイナブルな未来に向けたアウディの新たなブランドアイコンとなるモデルだという。
迫力あるワイド&ローのボディサイズは、全長4,990×全幅1,965×全高1,415mm(RSは1,395mm)。エクステリアでは、六角形シングルフレームグリル、クワトロ・ブリスターフェンダーなど、アウディらしいディテールを採用。ヘッドライトはレーザーライト付きマトリックスLEDを選択できるほか、リヤの大型ディフューザーに至るまで、エクステリアのボディパネルとラインが高い製造精度で見事に調和している。スムースなボディラインにより、Cd 値(空気抵抗係数)わずか 0.24を達成している。
インテリアでは、運転席をスポーティな低いポジションに設定し、幅広いセンターコンソールで仕切られたモノポストデザインによりドライバーを包み込むような設計とした。ペットボトルや漁網などのリサイクル素材を使用したレザーフリーパッケージは、ハイテクなルックスとオーガニックなナチュラルさが共存し、新時代のプレミアムを感じさせる。2,900mmのロングホイールベースによりリアシートは大人2人が十分に寛げるスペースを確保。ラゲッジコンパートメントは405リッターの容量を備えた(RSモデルでは350リッター)。
操作系・コネクト面では、アウディバーチャルコックピット(12.3 インチ)と センターコンソールの大型タッチディスプレイ(10.1インチ)を標準装備。音声によるオンラインサーチやパーソナライゼーション機能をはじめ、Wi-Fi ホットスポットを備えたMMI ナビゲーションプラスを標準装備し、Audi connectの幅広いサービスを提供する。また、急速充電ステーションを使用して最短の充電時間で最速ルートを計算するための e-tronルートプランナーを搭載。ワイヤレスチャージング(Qi規格)や Bang&Olufsenプレミアムサウンドシステムも選択できる。
e-tron GT クワトロとRS e-tron GTのパワートレインを見ると、前後のアクセルに配置された2つの電気モーターのシステム最大出力は、それぞれ350kWと440kW(ローンチコントロ—ル使用時は、390kWと475kW)、最大トルクはそれぞれ640Nmと830Nmを発生。そのパフォーマンスを最大限に活かすべく、完全に電子的に制御した四輪駆動システムであるエレクトリック クワトロを搭載している。そのリアクション速度は30ミリ秒と機械式クワトロの5倍の速さで反応するという。
RS e-tron GTは、ローンチコントロールを使えば、0-100km/h加速はわずか3.3秒。パワーの源である総容量93kWh(実際の使用容量 84kWh)のバッテリーはフロア下に配置しており、システム電圧は800Vで、日本の計測方法(WLTC)で500km以上の航続距離を実現する。 
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