コンチネンタルGTスピード登場|Bentley
Bentley Continental GT Speed|ベントレー コンチネンタルGT スピード
史上最速のベントレー
コンチネンタルGTスピード登場
6月20日、ベントレー モーターズはプロダクションモデルとしてはベントレー史上最速のモデル「コンチネンタル GT スピード」を発表した。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
最高時速329km/h
贅をつくした装備と卓越したスポーツ性能を両立する2+2シーターの高級クーペ「ベントレー コンチネンタルGT」。2010年にモデルチェンジを果たし、2代目となった現行モデルにも、“スピード”と名付けられた、ハイパフォーマンスモデルが登場する。
パフォーマンスとハンドリングに高い価値を見出すドライバーのためのモデルと位置づけられており、本国でのオーダーはすでにはじまっている。
エンジンは初代コンチネンタルGTにも搭載される伝統的な6リッターW12気筒だが、最高出力は625ps/6,000rpm、最大トルクは800Nmと大幅に性能を高めている。静止状態から時速60マイル(96km/h)までは4.0秒で加速し(0-100km/hは4.2秒)、トップスピードは329km/h(先代はそれぞれ4.5秒、326km/h)。ZF製8段オートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動する。また、このトランスミッションのおかげで12パーセントのCO2排出量削減にも成功しているという。
シャシー関係では、ステアリングやサスペンションシステムに改良がくわわっており、車高も低くなっているようだ。ホイールは21インチ。2種類の光沢仕上げが選択でき、タイヤは275/35 R21「ピレリ Pゼロ」を履く。
ほか、外観では網の目状のグリルが黒くなっている点と、エクゾーストパイプにライフル状の線条フィニッシュがくわわった。
インテリアは「マリナー ドライビング スペシフィケーション」のオプションを標準装備しており、ベントレーならではの快適、洗練、クラフツマンシップ、品質にも妥協はない。
実車のデビューは6月28日から7月1日まで開催されるグッドウッド フェスティバル オブ スピード。デリバリーは10月からになるという。