IWC|海洋保護活動のパイオニアに捧ぐ一本
IWC|アイ・ダブリュー・シー
アクアタイマー・クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”
海洋保護活動のパイオニアに捧ぐ一本
時計の都スイスで毎年開催される高級時計見本市「SIHH」で、IWCは人気のダイバーズウォッチコレクション「アクアタイマー」を完全リニューアル。中でも注目は、スキューバ潜水装置の開発者であり海洋保護活動の先駆者であるフランス人ジャック=イヴ・クストーに捧げられた「クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”」だ。
Text by SHIBUYA Yasuhito
ジャック=イヴ・クストーに捧げる
スイスの中でも最もドイツに近い、ライン川沿いの美しい小都市シャフハウゼンで、質実剛健な「男のための腕時計」を作り続ける名門は2014年、1967年からスタートした人気のダイバーズウォッチコレクション「アクアタイマー」を完全リニューアルした。
防水性の向上とともに今回のリニューアルで大きなテーマとなったが、ダイビングシーンに限らず日常で幅広く活用できる洗練されたデザイン。前モデルではケースベゼルの上にセットされていた潜水時間マーキング用のベゼルが、アウターベゼルを動かすことでインナーベゼルを操作できるアウター/インナーベゼルに進化。スーツでも違和感なく着けられるダイバーズとなった。またストラップも、ケースとの接合部にあるツメを押すだけで着脱ができるクイック交換可能なタイプに進化している。
また、今年発表されたこの新コレクションは、数多くのモデルバリエーションを持つ。機械式水深計を装備した「ディープ・スリー」をはじめ、デジタル式の月&デイト表示を備えた複雑モデル「パーペチュアルカレンダー・デジタル・デイト/マンス」、1980年代にフェルディナント・A・ポルシェ博士が主宰するポルシェ・デザインとのパートナーシップで誕生した軍用モデルのDNAを受け継ぐ「オートマティック 2000」。
さらには、ケース全体にブラックラバーコーティングを施した「クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」、そして、ケース素材にブロンズを採用し、進化論の父チャールズ・ダーヴィンに捧げられた「クロノグラフ“エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”」など多彩だ。
そして今回、オウプナーズ読者にぜひ注目してほしいのが、スキューバ潜水装置の開発者であり海洋保護活動の先駆者であるフランス人ジャック=イヴ・クストーに捧げられた「クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”」。美しいブルー文字盤のこのモデル。ダイビングはもちろん、どんなシーンでも着けられるスポーティな腕時計としてあなたの腕元に輝きを与えてくれる。
AQUATIMER CHRONOGRAPH EDITION“EXPEDITION JACQUES-YVES COUSTEAU”
アクアタイマー・クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”
ケース|SS
直径|44 mm
厚さ|17 mm
ムーブメント|自動巻き、キャリバー79320
パワーリザーブ|約44時間
ストラップ|ブラックアリゲーター
機能|クロノグラフ、300m防水
価格|77万2200円(税込)
発売|今夏発売予定
IWC 銀座ブティック
0120-26-1868