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2015年4月22日
ボディもエンジンもダウンサイジング
ボディもエンジンもダウンサイジング
新型キャデラック『SRX』が発表される
文=ジラフ
2代目となる新型は、初代よりもボディをコンパクトにしたほか、直噴エンジンの採用などで、環境性能も引き上げてられているという。
気になるボディサイズは、全長4833×全幅1910×全高1668mmというもので、初代よりも全幅は66mmワイドになっているものの、全長で117mm短くなり、全高で54mm低くなっている。ホイールベースは2807mmとなり、こちらも150mm短くなった。
エンジンもまた小さくなった。具体的には初代の3.6リッターV6(255ps、35.1kgm)と4.6リッターV8(320ps、43.6kgm)に対し、新型は3.0リッターV6直噴(260ps、30.6kgm)と2.8リッターV6ターボ(300ps、40.8kgm)となっている。トランスミッションはどちらも6段ATが搭載される。
駆動方式はFFと4WDが採用され、とくに4WDは電気式のeLSDを組み込むことによって大幅な進化を遂げた。駆動トルクを前後だけでなく、左右にも配分できるようになり、スリッピーな路面でも効率の良いトルク配分を行うことで、コントロール性が格段に向上しているのだという。
また外観のデザインは2008年のデトロイトモーターショーで発表された『プロボークフューエルセルコンセプト』のイメージに近く、よりSUV然としたものになった。内装はウッドやレザー、そしてアルミを効果的に使うことによって、高級感あふれるキャデラックらしいものに仕上げられた。
新型キャデラックSRXは1月11日に開幕するデトロイトモーターショーで正式に公開される。