シトロエン C3 がマイナーチェンジ|Citroen
Citroen C3|シトロエン C3
マイナーチェンジ
シトロエン C3 日本上陸
マイナーチェンジをうけ、ジュネーブモーターショー2013で発表されたシトロエンのコンパクトハッチバック「C3」がいよいよ日本に上陸。7月5日より販売を開始する。
Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)Photographs by ABE Masaya
フロントバンパーとグリルが新形状に
頭上までまわりこむフロントガラス「ゼニスウィンドウ」が特徴的なコンパクトハッチバック「C3」は、日本では、シトロエンの販売台数全体の25パーセント前後を占める、主力モデル。その「C3」のマイナーチェンジモデルがジュネーブモーターショーで発表されてから4カ月、いよいよ日本でも、新型「C3」発売となる。
外観は、フロントの変化が特徴的。車体中央で持ちあがってシトロエンのエンブレムである「ダブルシェブロン」を形づくる2本のラインが、弧を描くようにヘッドライトに向かって伸びるのは、先日発表となった「C4 ピカソ」と同様のデザイン。またヘッドライト下にバンパー内蔵のLEDライトが追加された。
用意されるボディカラーは5色。従来の「グリ シャーク」「ブルー ベリル」「ルージュ ルシフェール」と入れ替えで「ブルー アンクル」「ルージュ ルビ」を新採用。その他、「ブラン バンキーズ」「ノアール ペルラネラ」「ブラン ヒッコリー」の3色は継続してラインナップされる。
標準装備をグレードアップ
用意されるグレードは「Seduction(セダクション)」と「Exclusive(エクスクルーシブ)」の2種で、どちらのグレードも採用されるオーディオのスピーカーが、4スピーカーから8スピーカーになったほか、Seductionで標準装備だったマニュアルエアコンがExclusiveとおなじオートエアコンに変更になるなど、アップグレードがはかられている。
ほかにも、インテリアではシートデザインの変更や、ダッシュボードに新色が採用されるなどの変更がなされた。
搭載されるエンジンはどちらも従来とおなじ1.6リッターの4気筒エンジンで、最高出力は120ps、最大トルクは160Nmというスペック。組みあわされるトランスミッションは4段オートマチックだ。
発売日は7月5日。価格はSeductionが210万円で、Exclusiveは240万円である。
ボディサイズ|全長3,955×全幅1,730×全高1,530mm
ホイールベース|2,465 mm
トレッド|1,465 mm
最低地上高|145 mm
最小回転半径|5.4 メートル
トランク容量(VDA値)|300 リットル
重量|1,210 kg
エンジン|1,598cc 直列4気筒
最高出力| 88kW(120ps)/ 6,000 rpm
最大トルク|160Nm(16.3kgm)/ 4,250 rpm
トランスミッション|4段オートマチック
駆動方式|FF
サスペンション 前|マクファーソンストラット
サスペンション 後|トーションビーム
タイヤ|195/55R16
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ディスク
燃費(JC08モード)|12.1 km/ℓ
燃料タンク容量|50 ℓ
価格|(Seduction)210万円
(Exclusive)240万円