ミニ ペースマンに はやくもJCWを追加|Mini
MINI John Cooper Works Paceman|ミニ ジョン・クーパー ワークス ペースマン
ペースマンが はやくもJCW入り
スポーツアクティビティクーペと位置づけられる「ミニ ペースマン」が、ジョン・クーパーワークスファミリー入りを果たす。「ミニ ジョン・クーパーワークス ペースマン」は、最高出力160kW(218ps)を発生する1.6リッター4気筒エンジンと、18インチ軽量合金ホイール、ローダウンサスペンション、そして四輪駆動システム「ALL4」を組みあわせたモデルだ。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
デビューはデトロイト
「ミニ ジョン・クーパーワークス ペースマン」は、2ドア版の「ミニ クロスオーバー」というべき「ミニ ペースマン」の最高性能モデルという位置づけであり、第7のジョン・クーパーワークス(JCW) モデルとなる。初公開の場は2013年1月の北米国際モーターショーことデトロイトモーターショーだ。
これまでのJCW同様、トランスミッションは6段マニュアルと6段オートマチックが設定される。
四輪を駆動し、0-100km/h加速6.9秒を実現するエンジンは、最高出力160kW(218ps)/6,000rpm、最大トルク280Nm/1,900-5,000rpmを発生する1,598cc直列4気筒ツインスクロールターボエンジン。スペック的には最速のミニこと「ミニ ジョン・クーパー ワークス GP」同様だ。
おなじみのオーバーブースト機能を使えば、一時的に最大トルクは300Nm/2,100-4,500rpmまで向上。そのいっぽうで、操作にたいする反応を鋭くすると同時にエンジンを効率良く運用する「バルブトロニック」の採用により、燃費は7.4ℓ/100km(ATの場合7.9ℓ/100km)、CO2排出量は172g/km(ATの場合184g/km)を実現している。
エアロダイナミックキットを標準装備とし、18インチの軽量合金ホイールやクロームのテールパイプ、そしてジョン・クーパー ワークスのロゴ入りドアシルなどでドレスアップした「ミニ ジョン・クーパー ワークス ペースマン」。もちろん、カスタマイズメニューも豊富で、コントラストカラーのルーフや、トリムにチリレッドを配したインテリアなど、好みのものを選択できる。