CLSシューティングブレーク日本発売|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz CLS Shooting Brake|
メルセデス・ベンツ CLS シューティングブレーク
メルセデスのうつくしいワゴン
CLSシューティングブレーク日本発売
4ドアクーペの代表、「CLSクラス」に設定されたステーションワゴンモデルは、英国貴族の狩猟のためのクルマという意味の英語、シューティングブレークと名付けられた。実用性と趣味性の両方を同時に追求する、「メルセデス・ベンツ CLSシューティングブレーク」がついに日本上陸。Mercedes-Benz Fashin Week TOKYOのキービジュアルとして、その開幕を告げた。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Event Photographs by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
CLSクラス初の4輪駆動モデルも登場
2010年、北京モーターショーにてコンセプトモデルが発表され、今年10月6日に欧州での販売がはじまったばかりのメルセデス・ベンツの4ドアワゴン「CLSシューティングブレーク」が、はやくも日本において公開、販売を開始した。
メルセデス・ベンツ日本によれば、この「CLSシューティングブレーク」は、「スポーツクーペツアラー」というクーペの美しいスタイリングと、利便性とを融合した、あたらしいコンセプトに属し、5名の乗員スペースと最大1,550リットルのラゲッジルーム、そしてCLSクラスでは初となるフルタイム4輪駆動システム「4MATIC」モデルの導入、「designo(デジーノ)ウッドフロア」をはじめとした上質感を引き立てるオプションの設定が眼目だ。
日本展開は2グレード+AMGモデル1 限定車Edition 1も登場
日本での展開は3グレード。さらに限定50台の特別仕様車「CLS 63 AMG シューティングブレーク Edition 1」も設定される。
「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」は、スタート・ストップ機能を搭載した3.5リッターV型6気筒直噴ガソリンエンジン(最高出力225kW(306ps)、最大トルク370Nm)が7段オートマチックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」と組みあわされる。また、セルフレべリング付リヤエアサスペンションを搭載し、乗車人数や積載量にかかわらず、一定の車高を維持。上質な乗り心地と安定した走行性能に貢献するという。
「CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」は、4.7リッターV8直噴ツインターボエンジン(最高出力408ps、最大トルク600Nm)を搭載。CLSクラスではじめてフルタイム4輪駆動システム「4MATIC」を採用し、滑りやすい路面での走破性、安全性を高めた。
そして、トップグレードとなるのが「CLS 63 AMG シューティングブレーク」。AMG社の新世代エンジンであり、すでに「SL 63 AMG」などで採用されている5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジン(最高出力386kW(524ps)、最大トルク700Nm)を宿すモデルだ。
0-100km/h加速4.4秒、最高速度250km/h(リミッター作動)という圧倒的なスペックもさることながら、セミニアンレザーシートをはじめ、レザーにおおわれた室内は、ハイパフォーマンスモデルならではのエクスクルーシブな仕上げとなる。
さらに、この「CLS 63 AMG シューティングブレーク」には、限定50台の「CLS 63 AMG シューティングブレーク Edition 1」も設定される。エンジンスペックは「CLS 63 AMG シューティングブレーク」よりもさらに向上し、最高出力は24kW(33ps)増しの410kW(557ps)、最大トルクは100Nm増しの800Nmだ。
このEdition 1 は、専用デザインのチタニウムグレーペイントを施した19インチAMG 5ツインスポーク 鍛造アルミホイールを装着し、ボディカラーには通常色となる10色にくわえて、マットカラーの「designoマグノアラナイトグレー」(51万円)をオプション設定。
インテリアは、Edition 1 専用の「designoプラチナホワイトパール」レザーに覆われ、「designo DINAMICAブラックルーフライナー」があしらわれる。トリムは「AMGカーボンインテリアトリム」、ステアリングホイールは「AMGパフォーマンスステアリング」へと変更されるという。
CLSシューティングブレークらしさを強調する、アメリカンチェリーにスモークドオークのストライプというウッドパネルがはられたラゲッジルームを実現する「designoウッドフロア(EASY-PACKフィックスキット付)」は、全モデルに50万円でオプション設定。ひとつひとつが職人による手作業で生み出されるという。
また、目をひく装備としては、、ワイヤレスヘッドホンを使用して、後席左右それぞれで
別の映像や音楽を楽しむことのできる「リアエンターテインメントシステム」が12万円のオプションで用意される。オーディオ関係では、このほか、「Bang & Olufsen BeoSound AMGサウンドシステム」がプラス40万円のオプションだ。
価格は「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」が970万円で右ハンドル仕様のみ、「CLS 550 4MATIC BlueEFFIC IENCY シューティングブレーク」が1,240万円で左ハンドル仕様のみ、「CLS 63 AMG シューティングブレーク」が1,680万円で左ハンドル仕様のみ、そして、「CLS 63 AMG シューティングブレーク Edition 1」が1,800万円で左ハンドル仕様のみとなった。
Mercedes-Benz CLS 350 BlueEFFICIENCY Shooting Brake|
メルセデス・ベンツ CLS 350 ブルーエフィシェンシー シューティングブレーク
ボディサイズ|全長4,960×全幅1,880×全高1,420mm(AMGスポーツパッケージ設定時は全長4,960mm)
ホイールベース|2,875mm
トレッド 前/後|1,600/1,630mm(AMGスポーツパッケージ設定時は後も1,600mm)
最低地上高|140mm
車両重量|1,830kg(AMGスポーツパッケージ設定時は1,870kg)
最小回転半径|5.2m
エンジン|3,497ccV型6気筒DOHC
最高出力|225kW(306ps)/6,500rpm
最大トルク|370Nm/3,500-5,250rpm
タイヤ|255/40 R18(AMGスポーツパッケージ設定時は前255/35 R19 後285/30 R19)
駆動方式|後輪駆動
トランスミッション|7段オートマチック
ステアリング|右
価格|970万円
Mercedes-Benz CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCY Shooting Brake|
メルセデス・ベンツ CLS 550 4MATIC ブルーエフィシェンシー シューティングブレーク
ボディサイズ|全長4,970×全幅1,880×全高1,420mm
ホイールベース|2,875mm
トレッド 前/後|1,600/1,600mm
最低地上高|140mm
車両重量|2,030kg
最小回転半径|5.2m
エンジン|4,663ccV型8気筒DOHC ターボチャージャー付
最高出力|300kW(408ps)/5,000-5,750rpm
最大トルク|600Nm/1,600-4,750rpm
タイヤ 前/後|255/35 R19 / 285/30 R19
駆動方式|4輪駆動
トランスミッション|7段オートマチック
ステアリング|左
価格|1,240万円
Mercedes-Benz CLS 63 AMG Shooting Brake|
メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG シューティングブレーク
ボディサイズ|全長5,000×全幅1,880×全高1,415mm
ホイールベース|2,875mm
トレッド 前/後|1,625/1,605mm
最低地上高|120mm
車両重量|1,980kg
最小回転半径|5.2m
エンジン|5,461ccV型8気筒DOHC ターボチャージャー付
最高出力|386kW(524ps)/5,250-5,750rpm
最大トルク|700Nm/1,750-5,000rpm
タイヤ 前/後|255/35 R19 / 285/30 R19
駆動方式|後輪駆動
トランスミッション|7段オートマチック
ステアリング|左
価格|1,680万円
Mercedes-Benz CLS 63 AMG Shooting Brake Edition 1|
メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG シューティングブレーク エディション 1
ボディサイズ|全長5,000×全幅1,880×全高1,415mm
ホイールベース|2,875mm
トレッド 前/後|1,625/1,605mm
最低地上高|120mm
車両重量|1,980kg
最小回転半径|5.2m
エンジン|5,461ccV型8気筒DOHC ターボチャージャー付
最高出力|410kW(557ps)/5,250-5,750rpm
最大トルク|800Nm/2,000-4,500rpm
タイヤ 前/後|255/35 R19 / 285/30 R19
駆動方式|後輪駆動
トランスミッション|7段オートマチック
ステアリング|左
価格|1,800万円