パリ現地リポート|Renault
Renault|ルノー
新型クリオ(ルーテシア)にはやくもバリエーションモデル
今回のパリモーターショー(パリサロン)において、ルノーは新型のクリオ(ルーテシア)をワールドプレミア。さらに、はやくもワゴン版である「エステート」やスポーティな「RS(ルノー スポール)」を追加。いっぽうでは「ZOE」や「Twizy」といった電気自動車にも力をいれてきている。そのブースの模様を、島下泰久氏がさっそくリポート。
Text & Photographs by SHIMASHITA Yasuhisa
これぞクリオの国
お膝元パリでのショーにおけるルノーの目玉は主力コンパクトカーの「クリオ」(日本名ルーテシア)。ブースにはカラフルなボディカラーをまとったクリオが、これでもかというほどズラリと並べられて、とても華やかな空間をつくりだしていた。
さらに今回はさっそく、追加ラインナップが発表された。「クリオ エステート」は、リアオーバーハングを201mm延長することで全長を4,262mmとして荷室容量を拡大。ブラックアウトされたB & Cピラー、絞り込まれたリアエンドに強調されたショルダーなどによって、ハッチバックのアバンギャルドなフォルムに負けない、強い存在感を醸し出している。
そして先代が日本でも大人気となった「クリオ RS」も、新型が登場した。こちらはエンジンを、先代の2リッター自然吸気から、最高出力200psを発生する1.6リッターターボに変更。それに「EDC」と呼ばれるパドル付きのデュアルクラッチギアボックスを組みあわせる。専用のボディワークもダウンフォースを20パーセント向上させたと謳う。また写真の通り、4ドアも設定される。
ほかにもピュアEVコンパクトカーの「ZOE」が、いよいよデビュー。日本でも昨今話題の2人乗りマイクロカーの「Twizy(トゥイジー)」などとともに、今後強力にEV戦略を推し進めていくことをしめしていた。
Mondial de I'Automobile 2012 Salon de Paris
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