ジュネーブモーターショーで2つのコンセプトカーを世界初披露|Citroen
Citroen|シトロエン
ジュネーブモーターショーで2つのコンセプトカーを世界初披露
シトロエンは、3月7日にスイスで開幕するジュネーブモーターショー2017で「Cエアクロス コンセプト」「スペースツアラー 4×4 Eコンセプト」の2つのコンセプトカーを世界初披露する。
Text by YANAKA Tomomi
WRCに再参戦を果たすシトロエンの新マシン「C3 WRC」も登場
今回シトロエンがワールドプレミアするのは2つのコンセプトカー。「Cエアクロス コンセプト」は、新型の「C3」をベースに、シトロエンならではの遊び心のあるカラーリングや個性を主張し、世界展開を視野に入れているというコンパクトSUVのコンセプトカーだ。
エクステリアとインテリアでは、ともにポイントカラーを配したアヴァンギャルドなデザインを採用。観音開きのドアを開けて入る室内には、カラー表示されるヘッドアップディスプレイやリアビューカメラ、ワイヤレス式スマートフォン充電装置なども装備している。
またトラクションコントロールを進化させて走破性を高めるグリップコントロールを採用し「どんなところへも行けてしまう」を標ぼうする。
いっぽうの「スペースツアラー 4×4 Eコンセプト」は、MPV「スペースツアラー」をベースにした四駆モデルで、オフロードでの走行を想定。デザインは、カモフラージュ柄をボンネットと後部ドア部分に大胆にあしらっているのが特徴だ。またインテリアのダッシュボードやシーとファブリックもカスタマイズが可能という。
そして、2017年の今年からWRCに再参戦を果たすシトロエン。ジュネーブモーターショーでは、新型「C3」をベースにした出場マシン「C3 WRC」が登場。
さらに、2020年以降の実用化を目指しているという自動運転機能を搭載した「グランドC4ピカソ プロトタイプ」も展示される。
このほかにもシトロエンブースでは、EVの4人乗りカブリオで、往年の名車「1968Mehari」をオマージュした「E-MEHARI」や、今年日本でのマイナーチェンジされたばかりの「C4ピカソ」の新型も紹介。昨年発表された3代目「C3」や、MPVで最大9人が乗車可能なMPV「スペースツアラー」、「C4カクタス」なども並ぶという。