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MOTOR SHOW
2014年12月16日
スズキ、レンジエクステンダーをジュネーブで公開|SUZUKI
スズキ│SUZUKI
スイフト レンジエクステンダーをヨーロッパプレミア
2012年3月6日、7日のプレスデーにつづき、3月8日から一般公開となるジュネーブモーターショーで、スズキは2台のエコカーを公開する。どちらでもヨーロッパでは初公開だ。この2台をもって、同社は、コンパクトカーのエキスパートとしてのスズキの新時代における立場を明確にするという。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
「レジーナ」が「G70」と改名
空力性能の追求と軽量化により実現した、コンパクトカーの新しいビジョンと謳われる「G70」。「REGINA(レジーナ)」という名前で東京モーターショー2012にて公開されたコンセプトカーとおなじもの。「G70」という名前は、ヨーロッパではCO2排出量が注目されやすいことから、同車のCO2排出量、70g/km(新ヨーロッパドライビングサイクル準拠)から付けられている。32km/ℓの好燃費は800cc直噴ガソリン3気筒ターボエンジンと730kgの軽量ボディによるもので、空力性能にかんしてもcd値が同社のAセグメントモデルとくらべて10パーセント以上良好だという。
スイフト レンジエクステンダーは現行スイフトをベースに
2010年のジュネーブモーターショーに「スイフト プラグインハイブリッド」という名前で発表され、その後「スイフト レンジエクステンダー」に改名された初代につづき、2代目となるこちらは、現行のスイフトをベースとしたレンジエクステンダー、つまり発電用エンジンを搭載する電気自動車版スイフトだ。
ベースが小型車のため、バッテリーも小さく、100パーセント充電での航続距離は30kmにとどまる。しかしその分、充電はすばやく完了し、また軽量であるがゆえにエネルギーリソースを多く要求しない点を強みとする。