2012年デトロイトモーターショー現地レポート|LEXUS
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月26日

2012年デトロイトモーターショー現地レポート|LEXUS

レクサス|LEXUS

2012年デトロイトモーターショー

レクサス 新型GSを公開!

例年通り、レクサスブースではなく大きな収容人数を誇る“リバービュー・ボールルーム”にて開催されたプレスカンファレンスで、レクサスは「LF-LC」を発表した。

Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisa

今回もっともフォトジェニックな一台

カンファレンスにて発表されたLF-LCは、次世代のハイブリッドパワートレインを積む後輪駆動の2+2クーペという以外に、ほとんど概要は明らかにされていない。しかし、その存在感は十分に話題となり得るものであり、今回のデトロイトショーで、もっともフォトジェニックな1台だったと言っていい。

ブースの前面に配置されていたのは、遂に正式発表となった新型GS。さらに奥には、早速スピンドルグリルを採り入れた最新のLXも展示されていた。

昨年は震災、そしてタイの洪水の影響もあって商品供給に問題を生じ、日本でのラグジュアリーブランドトップシェアの座を久しぶりに明け渡すこととなってしまったレクサス。重要な1年となる2012年の幕開けは、力強いものになったと言えそうだ。

LF-LC

カリフォルニアにあるトヨタ自動車のデザインセンター「Calty」にて、主に若手デザイナーによって描き出されたLF-LCのスタイリングは、レクサスのあたらしい方向性を示すものだという。GSで初採用されたスピンドルグリルをさらに大胆なかたちで使ったマスクはインパクト大。どこかLF-Aの雰囲気も感じさせるスポーティかつエレガントな肢体は、なかなか魅力的である。

GSと同様のワイドディスプレイをセンターに据えたインテリアも斬新だ。アナログメーターにTFTモニターを組み合わせた計器類は未来的。センターコンソールにはiPadを彷彿とさせるタッチスクリーンも備わる。レザーとアルミ、そしてウッドの大胆な組み合わせも目をひく。

SCの販売が終了して以来、レクサスのラインナップにクーペはIS-Cしかない。GSあたりをベースとするクーペの登場は、きっと喝采をもって迎えられるだろう。今後の展開に期待である。

LX

北米では非常に高い人気を誇る、ランドクルーザーをベースとするLXの2013年モデルは、フロントマスクにスピンドルグリルやLEDデイタイムライトを採用してリフレッシュ。室内にもクローム部品が増やされたほか、降車時にステアリングが跳ね上がりシートが後退する“イージーアクセス”などの機能が追加されている。

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