マクラーレン 675LTのサーキット動画が公開|McLaren
McLaren 675LT|マクラーレン 675LT
マクラーレン 675LTのサーキット動画が公開
今年3月のジュネーブショーでデビューを飾ったマクラーレンの限定モデル、「675LT」のサーキット走行動画が公開された。
Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
サーキットで解放される675LT
マクラーレンから「675LT」の最新動画が到着した。675LTは、今年3月にジュネーブショーでワールドプレミアを飾ったモデルであり、「650S」をベースにサーキット走行を前提に開発されたハイパフォーマンスモデルだ。
スポーツカーファンならばご存知の方も多いとおもうが、“LT”の名称は「F1 GTR」の究極の進化形として1997年に実戦配備され、ル・マン24時間レースで優勝を果たした「F1 GTR ロングテール」に由来するものである。
その名が示すとおり、675LTには、通常モデルよりも50パーセントも大型の「アクティブ ロングテール エアブレーキ」がリアに搭載されており、動画でもブレーキング時にボディからせり出すように上方へ稼働しているのが確認できる。マクラーレンでは650Sに対して40パーセントも多くのダウンフォースを稼いでいるとアナウンスする。
搭載されるパワーユニットは、3.8リッターV8ツインターボエンジンで、最高出力は675ps/7,100rpm。最大トルクは700Nm/5,500-6,500rpmというパワーを発揮する。これに7段デュアルクラッチ式シーケンシャルトランスミッション「SSG」が組み合わされ、0-100km/h加速はわずか2.9秒というタイムを叩き出す。
675LTは限定500台というプレミアムモデルであり、選ばれしオーナーのみがステアリングを握ることができるが、3分間にわたる動画を見るだけでもおもわず身震いするほどセクシーなクルマである。
McLaren 675LT|マクラーレン 675LT
ボディ|全長 4,546 × 全幅 2,095 × 全高 1,188 mm
重量|1,230 kg
前後重量配分|42.5 : 57.5
エンジン|3,799 cc V型8気筒ツインターボ
最高出力|675 ps/7,100rpm
最大トルク|700 Nm/5,500-6,500 rpm
トランスミッション|7段SSG(デュアルクラッチ)
0-100km/h加速|2.9 秒
0-200km/h加速|7.9 秒
最高速度|330 km/h
CO2排出量|275 g/km