アクセントカラーが目を引くカラトラバの新作が登場|PATEK PHILIPPE
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2023年5月11日

アクセントカラーが目を引くカラトラバの新作が登場|PATEK PHILIPPE

PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ

ホワイトゴールドケースで上品さを演出。カラトラバ「6007G」

パテック フィリップのカラトラバに新作「6007G」が登場。ホワイトゴールドを採用した上品なルックスが魅力的なモデルだ。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

レッド、イエロー、スカイブルーを秒針やバンドステッチに配置

パテック フィリップはジュネーブ・プラン・レ・ワットに新本社工場を建設。2020年6月、その完成を祝い、限定のカラトラバ「6007A」をリリースした。ステンレススチール仕様の当モデルは、2017年から2019年まで現行コレクションの一部だった「6006」モデルからインスピレーションを得たもの。グラフィカルな文字盤が印象的な1本であった。
今回登場した「6007G」は、「6007A」の美しいスタイルをベースにホワイトゴールドを採用し、上品さをアップデートさせた。全面ポリッシュ仕上げのホワイトゴールドは主張しすぎず、細かな輝きを放つ。
40mmのホワイトゴールド・ケースには、自動巻きムーブメントのキャリバー26-330 S Cが収まる。3時位置に日付表示窓、および時刻を秒単位で調節できるストップ・セコンド機能が備わっている。またケースバックからは、ムーブメントの洗練された仕上げを垣間見ることができる。
エボニーブラックを纏う文字盤は、ジオメトリーの2重の分スケールが配され、同心円模様の内側分スケール、回転サテン仕上げのアワーサークル、ソレイユ仕上げの外側分スケールがまるで美しい模様のように施されている。
そこにホワイト夜光付のホワイトゴールドのアントラサイト・バトン型時・分針とホワイトゴールドの植字アラビア数字によって視認性を確保。デザインとユーティリティを兼ね備えた文字盤に仕上げられた。
加えて本モデルをダイナミックにしているのは、用意されたレッド、イエロー、スカイブルーのアクセントだ。外側分スケールの細い目盛り、シュマン・ド・フェール(レール)型内側分スケールの三角型アワーマーカーおよびスリムなセンターセコンドに配色され、目を引く仕上がりになっている。
バンドはブラックカーフスキンで、《カーボン》エンボス・パターンが配されており、文字盤カラーに呼応したステッチと裏地が特徴。メゾンの遊び心が発揮されたポイントといえる。
伝統的なモデルであるカラトラバに新しい表情を与えた「6007G」。上品でありながら圧倒的な個性を持つ本モデルは、「6007A」と同じくコレクターにも魅力的なモデルになるはずだ。
カラトラバ「6007G」
ムーブメント|キャリバー26-330 S C、自動巻、日付窓表示、センターセコンド
連続駆動可能時間|最小35時間、最大45時間
ケース|ホワイトゴールド
ケースサイズ|40mm
厚さ|9.17mm
ケースバック|サファイアクリスタル
防水|3気圧
文字盤|エボニーブラック、中央に《カーボン》エンボス・パターン、ホワイト夜光付ゴールド植字数字、夜光付ホワイトゴールドのアントラサイト・バトン型時・分針
バンド|《カーボン》エンボス・パターンを配したブラック・カーフスキン・バンド、ピンバックル
問い合わせ先

パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
Tel.03-3255-8109
http://www.patek.com

                      
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