アフリカのサイ保護活動に貢献する「ビッグ・バンウニコ SORAI」｜HUBLOT

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絶滅危惧種・サイの保護活動に収益の一部を提供。世界限定100本でリリース

ウブロは、絶滅の危機に瀕しているサイの保護活動に取り組むSORAI (Save Our Rhinos Africa and India)（サイを救え、アフリカ・インド）とパートナーシップを締結。この提携によって新作「ビッグ・バンウニコ SORAI」が世界限定100本で製作され、収益の大部分が親を失ったサイの赤ちゃんのケアと保護を行う Care for Wild および、飛行機にサーマルインテリジェンスツールを搭載して夜間の監視機能を強化する南アフリカ国立公園管理局の活動資金として提供される。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

生物学的多様性を守るイニシアチブをサポートする新作

ウブロは、絶滅の危機に瀕している種の救助と保護を行うSORAIとのパートナーシップによる「ビッグ・バンウニコ SORAI」の新作を数量限定100本でリリースする。本作はウニコマニュファクチュールムーブメントを搭載し、夏に広がる茂みの自然の色にインスパイアされたグリーンのセラミック製ケースと、グリーンのカモフラージュ柄ラバー製ストラップまたはベルクロ製ストラップが組み合わされ、2 種類のグリーンが巧みに調和する。裏面のサファイアクリスタルにはスペシャルエディションの刻印が施され、世界限定100 本で取り扱われる。

SORAIがこれまで継続的に力を注いできた、アフリカ最大の脅威である密猟からサイを保護する活動によって、サイの密猟は2020 年まで徐々に、そして確実に減り続けている。過去10年以上もの間、南アフリカのクルーガー国立公園に生息するサイは、その3分の2が密猟の犠牲になり、現在、クロサイの生息数は500頭未満と推定される。

ところが2020年3月下旬、南アフリカの国境は新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために閉鎖。それ以前は、連日外国人観光客が訪れるため密猟者は沿岸部に留まっていたが、現在は深刻なレンジャー不足の影響もあり、密猟者は広大な地域で活動している。国の収益源が途絶えたことから、野生保護団体や民間からの寄付、国内外および官民の関係者との協力と協働を必要としていることが明白となった。

ウブロは、その世界的な訴求力を通じ、SORAIへのサポートを継続することを改めて確認し「ビッグ・バンウニコ SORAI」の新作を発表した。このウオッチの収益の一部は、SORAI が支援する世界最大のサイ保護区域であるCare for Wild に寄付され、絶滅危惧種の保護と救助に役立てられる。

アフリカのサイ保護活動に貢献する「ビッグ・バンウニコ SORAI」｜HUBLOT

SORAI設立者のケビン・ピーターセン氏は、「保護の現場は毎日が闘いであり、時間との競争です。専門家チームがサイを救出し、回復させ、野生へ戻しています。私たちのためではなく、私たちの子どもたち、さらにその子どもたちのため、“ビッグ・ファイブ（バッファロー、象、ライオン、ヒョウ、サイ）”の一種を失いたくありません。これらの種を守る共通の努力が私たちには必要なのです！この地球規模の緊急事態に対する意識を最大に高めるために、ウブロからSORAI へのサポートが再び得られることを大変うれしく思います」と語った。