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2026年2月2日
ウブロとヨウジヤマモトが見出す、「黒」の可能性
HUBLOT|ウブロ クラシック・フュージョン ヨウジヤマモト オールブラック カモ
ウブロとヨウジヤマモトによる4度目のコラボレーションモデル「クラシック・フュージョン ヨウジヤマモト オールブラック カモ」が発表された。2020年の初コラボレーション以来、両者は黒の可能性を探求し続けており黒を単なる色彩としてではなく、立体的な芸術表現へと昇華させている。
Text by WASEDA Kosaku
脱構築、というアプローチで本質をあぶりだす
本コラボレーションには、「いかにして本質まで要素を削ぎ落とせるか」という明確なビジョンが存在する。単なるウオッチメイキングとファッションの融合を超え、そのビジョンが両者を強く結びつけている。
ウブロは1980年、ゴールドとラバーという異素材を組み合わせた「アート・オブ・フュージョン」の理念でスイス時計界の伝統に挑戦した。いっぽう、ヨウジヤマモトは1981年のパリ・ファッションウィーク デビュー以来、過剰な装飾を排した黒の美学によってファッションの常識を塗り替えてきた。
脱構築という共通のアプローチを通じて、両者はそれぞれの分野で既存のラグジュアリーの意味を問い直し、独自のレガシーを築き上げている。
両者にとって黒とは単なる色ではなく、本質そのものを表現する手段。ウブロは2006年にオールブラックのコンセプトを先駆的に提唱し、光が色彩を超えてボリュームとテクスチャーによって定義されることを世に示した。ヨウジヤマモトが1981年にパリで発表した黒いシルエットは革命的と評され、装飾から解放されたイノベーションの始まりだった。
ウブロにおいて黒は、マットセラミックやスモーク加工のサファイアクリスタルなど、影と戯れる素材を通して造形される。ヨウジヤマモトにおいては、ウール、シルク、コットンが幾重にも重なることで表情を変える生地を通して表現される。両者は黒を可視的なものとしても、不可視的なものとしても捉えているのだ。
本コラボレーションモデルは、42mmのマットブラックセラミック製ケースを採用。光を吸収し、影を際立たせることで黒という存在を操る。ブラックオンブラックのカモフラージュパターンを施したダイアルは、モノクロームの中にリズムと躍動感を生み出している。
スモーク加工されたサファイアクリスタル製ケースバックからは、ウブロ自動巻きキャリバーMHUB1110とスケルトン化されたローターを見ることができ、モノクロームの神秘性をさらに高めている。ファブリックとラバーを組み合わせたストラップは、ヨウジヤマモトの触覚的なクチュール技術とウブロの精密な時計製造技術が融合した証である。
展開は300本限定。ヨウジヤマモトのシグネチャーロゴが刻印されたオールブラックの専用ボックスが用意される。
黒と真摯に向き合い続けてきた両者にしか見えない世界。それを具現したのが本作だ。このコラボレーションは、黒を知り尽くした者だけが辿り着ける、「黒」の頂点なのかもしれない。
クラシック・フュージョン ヨウジヤマモト オールブラック カモ
ケースサイズ|42mm
ケース素材|マイクロブラスト加工ブラックセラミック
ムーブメント|HUB1110 自動巻きムーブメント
パワーリザーブ|約48時間
文字盤|ブラック&グレーのカモフラージュプリント
ブレスレット|ブラックファブリック&ブラックラバー、ブラック加工スチール製フォールディングバックル
防水性|5気圧(50m)
価格|163万9000円(税込)
ケース素材|マイクロブラスト加工ブラックセラミック
ムーブメント|HUB1110 自動巻きムーブメント
パワーリザーブ|約48時間
文字盤|ブラック&グレーのカモフラージュプリント
ブレスレット|ブラックファブリック&ブラックラバー、ブラック加工スチール製フォールディングバックル
防水性|5気圧(50m)
価格|163万9000円(税込)
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