伝説のクロノグラフを継承した待望の新作「158 パイロットクロノグラフ」|Sinn
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2020年3月10日

伝説のクロノグラフを継承した待望の新作「158 パイロットクロノグラフ」|Sinn

Sinn|ジン

1960年代のバイコンパックス クロノグラフをオマージュ。世界限定500本の「158 パイロットクロノグラフ」

ジンのなかでも、現在は入手困難なコレクターズウオッチのひとつとして知られるモデル「155 Bw」のデザインを踏襲したクラシカルな容貌を持つパイロットウオッチ「158 パイロットクロノグラフ」が、世界限定500本でリリースされた。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ジンのクラシカルなパイロットクロノグラフを彷彿とさせるディテールが満載

現在は入手困難なコレクターズウオッチのひとつとして注目されるモデル「155 Bw」のデザインを踏襲したクラシカルな容貌を持つパイロットウオッチ「158 パイロットクロノグラフ」がリリースされた。

ベースとなったモデルは、1960年代にドイツ軍に使用されていたバイコンパックスのクロノグラフだが、1980年代から1990年代初頭にかけてごく限られた本数しか販売されなかったため、創業者のヘルムート・ジン自ら在庫を購入し、ダイアルの“Bundeswehr Chronograph for Pilots(ドイツ連邦軍パイロットクロノグラフ)”というラベルの下に“Sinn”のロゴを追加、再調整した「155 Bw」だ。
この昔ながらの「155Bw」のデザインが踏襲された「158 パイロットクロノグラフ」は、43ミリのサンドマット仕上げのステンレススチール製ケース、ドーム型のアクリルガラス製風防、アルマイト加工を施したアルミニウム製の使いやすいブラックベゼル、大きく快適な巻き上げリュウズなど、ジンの伝統的なパイロットクロノグラフを彷彿とさせる要素が満載。特筆すべきは、初期モデルと同様に4本のビスで留められた裏蓋の構造だ。

ムーブメントには、スイスのメーカー・セリタ社製の最新自動巻キャリバーSW 510を採用。センターにクロノグラフ秒針、水平にバイコンパックス(9時位置に秒表示、3時位置にストップウオッチ分表示)を装備し、かつて時計史上に存在したモデルに忠実な外観が実現された。6時位置には日付表示が配され、また鮮やかな赤に彩られたクロノグラフの秒針と分針、白の夜光処理が施されたインデックス、時針、分針は、暗闇でも快適な視認性が確保されている。このクラシカルな風貌を持つ「158 パイロットクロノグラフ」は、ケース裏蓋に限定モデルのシリアル番号が刻まれ、世界限定500本で取り扱われる。
158 パイロットクロノグラフ
ムーブメント|自動巻き(キャリバーSW510)
パワーリザーブ|48時間
機能|時・分・秒(スモールセコンド)表示、デイト表示、クロノグラフ
ケース素材|SS(サンドマット仕上げ)
ケース径|43mm
ストラップ素材|カウレザー
防水|10気圧
価格|47万3000円(税込)
限定|世界限定500本
発売|2020年3月
問い合わせ先

ホッタ
Tel.03-6226-4715
https://www.sinn-japan.jp

                      
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