アクアノート・ルーチェ、16番目の新色「ミスティー・ブルー」|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ
カジュアル・シックの
コンテンポラリーなニューカラー
SSケースにパヴェダイヤをあしらった「アクアノート・ルーチェ」は、2005年に誕生し、これまでさまざまなカラーバリエーションを生み出してきたが、2018年の新色は「ミスティー・ブルー」。グレートーンを帯びたブルーは、程よく彩度が抑えられ、現行ラインナップのなかでもひと際、大人びた表情に仕上がっている。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
品のあるスポーティルックは、意外とありそうでない
ドレスウォッチだと大げさで、直球ダイバーズだとカジュアルすぎる。その落としどころで、時計ブランドはしのぎを削っています。これは本当に難しいところで、最も均整が取れているのはどれ? と、彼女に質問されても、なかなか簡単には応えられません。
そんななかで、「アクアノート・ルーチェ」は、常に筆頭候補に上がるシリーズだと思います。老舗和菓子屋が作るケーキ、みたいに、スポーティルックでもどこかで本格要素があるのです。
たとえば、ケースフォルム。これは「ノーチラス」の丸みを帯びた八角形の形状からインスピレーションを得たものです。そしてSSケースに惜しげもなく最高ランクのダイヤモンドをセットしています。普段着の範疇の最上級のおしゃれ、そんなところでしょうか。日常で格上感があり、華やかな席までもこなします。
そうした使い勝手の良さが受けているのでしょう。なにせ、これ1本で「アクアノート」の人、パテック フィリップな人になれるのですから、コスパ抜群だと思います。それに、このモデルのダイヤモンドの輝きといったら! もちろん、パテック フィリップ・シールの認定基準に準拠していますから、抜群の輝度なわけです。
また両側にバックルが開く"ダブルフォールディングバックル"も操作性がよく、不意の落下を防ぐ安全性の高いものになっています。装着時も爪を気にせず、簡単に身に着けることができます。
ちなみに、現行「アクアノート・ルーチェ」は、ミステリアス・ブラック、サファリ・ブラウン、グリッター・ホワイト、そしてミスティー・ブルーの4色です。