1000年以上続く富士山麓の織物産地から発信、機屋展示・アート展のハイブリッド展「FUJI TEXTILE WEEK 2021」開催

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山梨県・富士吉田市を舞台にテキスタイルを活用した機屋展示・アート展のハイブリッド展「FUJI TEXTILE WEEK 2021(フジ テキスタイル ウィーク)」が開催される。

富士山の麓に広がる中心市街地周辺の空き店舗、蔵、旧銀行などを舞台に、15の機屋による機屋展示と大巻伸嗣、郡裕美、西尾美也らをはじめとする9組のアーティストによるアート展を開催。さらに会期中は、アーティストや機屋のトークショー、ライブパフォーマンス、機屋の工場をめぐるバスツアーなどの交流プログラムも展開する。

「FUJI TEXTILE WEEK 2021」を通してテキスタイルを中心とした地域資源とクリエイティビティを混交し、テキスタイルの創造・普及・活性・継承のためのクリエイションとネットワークを紡いでいく。富士吉田のアイデンティティー、そして、テキスタイルの新たな魅力、可能性を発見できるプログラムとなっている。


■開催概要
FUJI TEXTILE WEEK 2021
機屋展示「WARP & WEFT展」:2021年12月10日(金)- 12月12日(日)
アート展「Textile & Art展」:2021年12月10日(金)- 2022年1月9日(日)
※休館日:期間中 月火水と年末年始
※2021年12月13~15日 / 12月 20~22日 /12月27~2022年1月5日
時間:10:00 - 16:00
会場:会場:山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺および地域の機織工場
観覧料:無料
公式サイト:https://fujitextileweek.com/

[テーマ / プログラム] :織りと気配

「FUJI TEXTILE WEEK 2021」では、「織りと気配」という共通のテーマを旗印に、アート展示と機屋展示の2つの企画展とトークショーなどの交流プログラムを展開する。

01 - アート展示「Textile & Art 展」 
「織りと気配」をテーマにテキスタイルからインスピレーションを得てつくられた作品や、富士吉田の機屋との共創「機屋協力プロジェクト」によって生まれた作品を展示します。柔らかく、風でなびき、あるいは事物の表目に沿って不定形の形状をえがく織物。この展示を通して、「堅固な形状を半永久的に維持するはずの彫刻」という概念に対極の、不定形で、しなやかに変化し、ゆらぐ彫刻の可能性を追求します。

02 - 機屋展示 「WARP&WEFT展」  
山梨の機織り産地に眠る幻の織物「甲斐絹」から、現代の織物工場から生まれるアイデアやデザイン、独自性のあるテキスタイルやプロダクトを一つの会場に集め展示します。過去から現代そして未来へ、この土地に根付いた「織と気配」をご体感ください。

03 - 交流プログラム
会期中は、イベントに参加しているアーティストや機屋のトークショーや、ライブパフォーマンス、機屋の工場をめぐるバスツアープログラムを展開します。さらに日暮れからは、富士吉田市の夜の観光スポット「西裏」地域の飲食店と提携し、参加者が集い情報交換できる場として営業を行います。

左)大巻伸嗣《トキノカゲ》
制作年:2019.5.20~6.2
素材:布, ファン, 照明
撮影:副島 泰平
展覧会:時間/彫刻‐時をかけるかたち ‐
会場:東京藝術大学大学美術館陳列館/東京
右)メインエリア:山梨県富士吉田市中心市街地

問い合わせ先

FUJI TEXTILE WEEK 実行委員会

info@fujitextileweek.com

https://fujitextileweek.com/

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