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2016年に続き、京都が誇る文化エリア・岡崎を舞台に、ジャンルレスな音楽祭 「京都岡崎音楽祭2017 OKAZAKI LOOPS(オカザキ ループス)」が6月10日 (土)・11日(日)に開催される。注目のプログラムの一つである特別展示「音をとらえる」の詳細内容があきらかになった。
いろんな音楽体験に出会える、あたらしい「音の展覧会」
本展では、「音」という形のないものを、さまざまなマテリアルや現象としてとらえる作品として、アート部門とエンターテインメント部門の2部門に分けて展示する。会場は、ロームシアター京都のプロムナード(1F・2F)とサテライト会場のジェイアール京都伊勢丹にて様々な音楽体験を提供する。スズキユウリ、八木良太、國本怜らに加え、京都市立芸術大学が修復した、フランソワ・バシェとベルナール・バシェ兄弟の音の出る彫刻作品なども出展する。
出展作家
【アート部門】
・スズキユウリ(URL:http://yurisuzuki.com)
・八木良太(URL:http://lyt.jp)
・國本怜(URL:http://raykunimoto.tokyo)
・杢保順也(ripple effect)
(URL:http://www.ripple-effect.org/index_j.html)
・京都市立芸術大学 バシェ音響彫刻修復プロジェクト
【エンターテインメント部門】
・Koji Kimura (STARRYWORKS inc.)
(URL:http://www.starryworks.co.jp)
・IDL(INFOBAHN)× moff
・1→10drive, Inc. ※サテライト会場:ジェイアール京都伊勢丹 2階 特設会場
(URL:http://www.1-10.com/drive/)


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音をとらえる【メイン会場】
ロームシアター京都プロムナード
6/10(土)10:00 - 20:00 ・6/11(日)10:00 - 17:00
料金: 無料
アート部門 出展作品の紹介(一部)
■バシェ音響彫刻修復後の『桂フォーン』(左上画像)
京都市立芸術大学
フランソワ・バシェ(1920 - 2014)とベルナール・バシェ(1918 - 2015)兄弟が1960年代から制作を行なった音の出る彫刻作品。おもに金属を素材として、音響学、物理学の原理にもとづいて考案された。「芸術+科学+一般参加」が思想的な背景としてある。「桂フォーン」は、2015年バシェのアシスタントを務めたマルティ・ルイツ氏(バルセロナ大学)と京都芸大の彫刻専攻を中心とする学生たちによって修復された。
<関連ライブ>
音響彫刻ライヴvol.3 プログラム
2017年6月10日(土)・11日(日)
ロームシアター京都 2階共通ロビーで開催
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音をとらえる【サテライト会場】
ジェイアール京都伊勢丹 2階 特設会場
6/7(水)~ 6/11(日) 10:00 - 20:00
料金: 無料
エンターテインメント部門 出展作品の紹介(一部)
■『loopspool』
1→10drive, Inc.(右上画像)
太古より形状と生態を変えずに存在するクラゲがビジュアルイメージ。徐々に弱まり消えていく音の振動と水の波紋で生命のはじまりと終わりを演出。
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京都岡崎音楽祭2017「OKAZAKI LOOPS」
ー その他のプログラムー
尾崎裕哉、シンリズム、山内総一郎(フジファブリック)の3人のシンガーソングライターが奏でる弾き語りライブのほか、高木正勝、Aimer、渋さ知らズオーケストラによるコンサートやDJ・沖野修也による“日曜の夕暮れを楽しむ大人のためのパーティ”なども開催。
そのほか、アーティストによるトークイベントや、世界照明探偵団によるライトアップも見逃せない。
チケットは現在発売中。詳細は「京都岡崎音楽祭 2017 OKAZAKI LOOPS」のオフィシャルサイトでチェック。
