舞台は京都、若手アーティストによる滞在制作・展示プロジェクト「Unis in Unison 2025: Kyoto Rising Artists Project」始動

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寺田倉庫は、京都の芸術系4大学と連携し、若手アーティストによる滞在制作・展示プロジェクト「Unis in Unison 2025: Kyoto Rising Artists Project」を始動した。

舞台となるのは、京都駅からほど近い「TERRADA ART STUDIO 京都」。アーティストは約3カ月間このアトリエに滞在し、制作に打ち込む。その後、同じ空間を開放して展示を行い、来場者は完成作品だけでなく、創作の軌跡や思考の痕跡にも触れることができる。

参加するのは京都芸術大学、京都市立芸術大学、京都精華大学、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の出身アーティスト19名。2期に分かれて制作・展示を行い、それぞれ2025年11月と2026年2月に発表の場を迎える予定だ。さらに、施設に入居するアーティストによるアトリエ公開や交流イベントも計画されている。

寺田倉庫は東京・天王洲を拠点に、倉庫空間を活かしたアート支援や地域との連携を進めてきた。今回、京都という伝統と創造が息づく地を新たな拠点に、若手アーティストが継続的に活動できる環境づくりに挑んでいる。本プロジェクトは、その姿勢を象徴する取り組みといえるだろう。

異なる背景をもつ若手アーティストたちの表現が交わることで、どのような化学反応が生まれるのか。京都から新たなアートシーンが芽吹く瞬間を期待しよう。

写真左)入居アーティストの制作風景
写真右)アート愛好者とアーティストの交流


■展示概要
展示名:Unis in Unison 2025: Kyoto Rising Artists Project
会期:
第1期 2025年11月7日(金)~11月16日(日)※11月14日(金)は招待制
第2期 2026年2月13日(金)~2月19日(木)
開館時間:13:00~18:00(最終入場17:30)※会期中無休
観覧料:無料

■TERRADA ART STUDIO 京都について
「TERRADA ART STUDIO 京都」は、京都で制作活動を行うアーティストのためのアトリエ施設。京都駅から徒歩圏内という立地にあり、国内外からのアクセスにも優れている。施設内には、個室・オープンタイプの全31室の制作区画を備え、それぞれが自分のペースで制作に集中できる環境を整えている。共有スペースでは、入居アーティスト同士の交流に加え、コレクターやアート関係者との出会いの機会も設けている。

問い合わせ先

TERRADA ART STUDIO 京都 事務局

artstudiokyoto@terrada.co.jp

https://unis-in-unison.com

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