連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「相対的価値と絶対的価値 -絶対的価値が高い店-」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「相対的価値と絶対的価値 -絶対的価値が高い店-」

昨今価値観が多様化しているという。確かに2000年初期くらいまでは、マイホームにマイカーがあってサザエさんのような家族を築くこと=幸せな形というのが汎用的価値観だった。デートに“わナンバー”で迎えに行こうもんならダサかった。それが2020年以降の今、気づいたらそれは一般論では通用しない価値観になっていた。物質的なものに価値を見出す人が少なくなったからお金=幸せではなくなって、人それぞれの価値観が形成されるようになった。幸せをお金で解決できるなら相対的にお金を持っているかどうかが価値観になるがそうではなくなった。メディアが祭り上げたロールモデルも親に決められたレールも正解ではなく、自分で見つけて決めたことだけが唯一無二の正解とされるようになった。
EAT
ポール・ボキューズで味わう、日本各地のブランド牛や銘柄牛の始祖 山陰和牛の魅力|EAT

ポール・ボキューズで味わう、日本各地のブランド牛や銘柄牛の始祖 山陰和牛の魅力|EAT

美しいサシ(霜降り)や豊かな風味にとろけるような柔らかさが特徴の和牛。和牛は日本国内だけでなく、いまや「Wagyu」として海外からの人気も高いが、和牛のブランド牛や銘柄牛のルーツを辿ると、鳥取県の種雄牛「気高(けたか)」号や島根県の種雄牛「第7糸桜(いとざくら)」号などの山 陰の和牛に行きあたるのをご存じだろうか。「気高」号とは、和牛のオリンピックとも呼ばれ、5年に1度開催される和牛日本一を競う審査会「全国和牛能力共進会」の1966年第1回において1位の栄冠に輝いた雄牛。「気高」号が残した9000頭の子孫が全国に広がって和牛文化の礎ができたため、始祖と言われている。
EAT
ホテルインディゴ軽井沢とヴィラデストワイナリーのワインメーカーズディナー|TRAVEL

ホテルインディゴ軽井沢とヴィラデストワイナリーのワインメーカーズディナー|TRAVEL

ホテルインディゴ軽井沢で開催された、厳選された長野ワインとワインにあわせた薪グリル料理を堪能する一夜限りのスペシャルディナー「ワインメーカーズディナー」。ワインを目的に長野県に足を運んでもらいたいという想いから企画され、ワイナリーの生産者を交えてワインの魅力と奥深さなどを語り合う、サロン文化が根付いた軽井沢らしい試み。ソムリエの上野氏が自らワイナリーに足を運び、コラボレーションを打診し、実現した。今年2023年4回開催され、4回目となった「ヴィラデストワイナリー」とコラボレーションしたメーカーズディナーに参加した。
心躍るクリスマス限定ディナーコースが「プルマン東京田町」から登場|EAT

心躍るクリスマス限定ディナーコースが「プルマン東京田町」から登場|EAT

フランスを拠点とする世界最大級のホスピタリティグループ・アコーが手掛けるプレミアムライフスタイルホテル「プルマン東京田町」から、12月23日(土)~25(月)3日間限定のクリスマス限定ディナーコースが登場。予約が10月24日よりスタートしている。
EAT
連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「味わい深い魅力があふれる、現金払いだけのこだわりを貫く昔ながらの飲み屋」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「味わい深い魅力があふれる、現金払いだけのこだわりを貫く昔ながらの飲み屋」

なんでもかんでも便利になった世の中だからこそ、不便なことに逆に魅力を感じることもある。Z世代の間で昭和レトロや平成レトロがトレンドになっているのも、それがひとつの理由だろう。スマホでいくらでも撮れて、気に入らなければ撮り直しできる写真も、あえてインスタントカメラを使って撮る。撮った写真はその場で確認できないし、加工もできなければ、焼いてみたらブレていることも目をつぶっていることもある。けど、やり直しができない一瞬だけを切り取ったその一枚に言葉にできない何とも言えない魅力があるのだろうと思う。
緑あふれる庭園とワンランク上の食体験を。グランドハイアット 福岡の「グランド クラブ」|GRAND HYATT FUKUOKA

緑あふれる庭園とワンランク上の食体験を。グランドハイアット 福岡の「グランド クラブ」|GRAND HYATT FUKUOKA

グランドハイアット 福岡は、クラブルーム及びスイート宿泊者専用のクラブラウンジ「グランド クラブ™」を、2023年10月10日にリニューアルオープンした。ホテル5階に位置する新クラブラウンジは、室内にいても庭園の緑を感じられるよう設計された空間でのホテルステイや、新設されたライブキッチンでは出来立ての料理を楽しむことができる。
稲垣吾郎ディレクション「BISTRO J_O」が手がける和洋中の二段重おせちが2024年も登場|EAT

稲垣吾郎ディレクション「BISTRO J_O」が手がける和洋中の二段重おせちが2024年も登場|EAT

稲垣吾郎がディレクターを務める、ひとりでも何人でも自由に楽しめる銀座のレストラン「BISTRO J_O」より、2024年版「BISTRO J_O和洋中おせち二段重(冷凍二段重)」が登場。伝統的な和食の段だけではなく、洋食と中華の段が組み合わさることで、子どもから大人まで幅広い層が一緒に楽しめる自由で新しいおせちとなっている。公式オンラインショップや東武百貨店オンラインショップにて予約販売を開始した。
EAT
連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「味わい深いジビエを楽しむ冬」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「味わい深いジビエを楽しむ冬」

ジビエは言うまでもなく、自然に生きる天然の野生鳥獣をいただく食文化。日本ではイノシシを使ったぼたん鍋が有名だが、起源はフランスをはじめとしたヨーロッパ。もともとは狩猟ができる自分の領地を有する貴族の伝統的な食文化だったとのことである。
2日間限定募集!予約が取れないセララバアド橋本シェフが織りなす富良野スペシャルダ イニング 「THE OUTDOOR LIVING IN FURANO」|TRAVEL

2日間限定募集!予約が取れないセララバアド橋本シェフが織りなす富良野スペシャルダ イニング 「THE OUTDOOR LIVING IN FURANO」|TRAVEL

大空の下で土の香りを嗅ぎ、肌に触れる風を感じ、絶景を眺めながら、産地の食材やエンターテインメントを愉しむ。そんな贅沢を味わえるスペシャルダイニング「THE OUTDOOR LIVING IN FURANO」がこの秋9月に北海道 富良野で開催される。場所は、富良野スキー場の山頂。通常営業されていない9月のスキー場の山頂が、本イベントのためだけに特別開放され、富良野盆地と大雪山連峰十勝岳を望む大パノラマが一望できるロケーションだ。
連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「煙草と酒と美味いメシ」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「煙草と酒と美味いメシ」

筒井康隆の「最後の喫煙者」という短編小説をご存じだろうか。“健康ファシズム”が暴走・拡大し、煙草屋は村八分に、喫煙者は差別・脅迫・私刑され、メディアや警察や自衛隊までもが喫煙者を排斥しようと国家的に弾圧し、世の中が魔女狩りのごとくヒステリックになっていく様を、地球最後の喫煙者となる主人公の視点で描いた作品。1995年には人気TV番組「世にも奇妙な物語」でもドラマ化されているが、発表されたのは今から35年以上も前、1987年。
連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「喫茶店の朝食」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「喫茶店の朝食」

朝食はむずかしい。「朝食食べる人?」という会話はあっても「昨日夜ごはん食べた?」「いつも昼食べる?」という会話は聞かない。朝食も含めて1日3食しっかり食べるべきという人もいれば、朝食は食べずに胃を休めるべきという人もいる。何が正解かわからなくて、人それぞれ体のつくりもマインドも違うので、「好きにすればいいんじゃないか」というのが正解だと思うけど、ひとつ言えるのは、朝ゆっくりと時間を取って食べる朝食は美味いということ。
「モエ・エ・シャンドン」3種とワイン10種の夏季限定フリーフロー。プルマン東京田町のルーフトップバーで味わう|EAT

「モエ・エ・シャンドン」3種とワイン10種の夏季限定フリーフロー。プルマン東京田町のルーフトップバーで味わう|EAT

仏発アコーホテルズグループの最上級ライフスタイルホテル「プルマン東京田町」で、「シャンパンガーデンfeat. モエ・エ・シャンドン」が開催される。開放的なルーフトップバーでシャンパンやワインの飲み放題を満喫できるプランが、2023年6月1日(木)~8月31日(木)までの夏季限定で登場する。
EAT
日本文化とおもてなしの真髄とともに味わう 季節と自然を切り取ったオートクチュールフレンチ -Soukatei-|TRAVEL

日本文化とおもてなしの真髄とともに味わう 季節と自然を切り取ったオートクチュールフレンチ -Soukatei-|TRAVEL

「懐かしく、慕わしく」をコンセプトに、最高の日本文化とおもてなしを味わえる時間と空間を堪能させてくれる、古民家煉り。太陽の光、雨や風の音、土や緑の香り、虫や鳥の声といった誰もが懐かしさをどことなく感じる田舎の風景と、源泉かけ流しの療養温泉、そして旅に欠かせない食。食は、自然・健康をテーマにした日本料理「料匠虎白」と、フレンチ「Soukatei」のいずれかから選べるようになっている。
連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「歴史的建築でいただく食事」

連載エッセイ|#ijichimanのぼやき「歴史的建築でいただく食事」

数年前、手ごろな価格で美味しいと人気でどこの店舗も行列を作って話題になっている飲食チェーンがあった。一回行ってみようと足を運んだ友人が、「確かに値段の割には“美味しい”んですけど、お皿はプラスチックでチープだし、隣が近くて落ち着かないし、机も小さいのにどんどん料理は運ばれてくるし、あんまり“美味しくなかった”ですね。やっぱり食事って“味”だけじゃないですよね」と言っていた。また、飲食業界で活躍されているある重鎮の方とお話した際も「食事(外食)は人と会う場。食事そのものはもちろんだけど、何を着ていくかから始まって“場を楽しむ”ことを大切にしている」と言っていた。
金曜の夜をいつもより少しだけ贅沢に ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座が極限までこだわったパリスタイルのステーキの神髄|EAT

金曜の夜をいつもより少しだけ贅沢に ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座が極限までこだわったパリスタイルのステーキの神髄|EAT

華金-華の金曜日の略で、翌日のことを考えずに、夜遅くまで遊んだり、朝まで飲んだり。景気の良かった昭和-平成初期のバブル期のビジネスパーソンの間で多用された言葉であり、スタイルだ。果たして、リモートワークが広がり、混雑を避けるためにあえて平日に休みを取ったり、働き方が多様化した昨今は、仕事終わりにそのまま仲間と飲みに行くということが少なくなったから、華金は死語になったという話もある。そうは言っても、土日が休みなら金曜の夜は羽を伸ばしたいと思う人もまだまだいるだろう。羽の伸ばし方は何も遅くまでへべれけになるまで飲んで、遊ばなくたっていい。いつもよりちょっと美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んでゆったり贅沢に過ごすのだって十分華金と言える。
EAT
158 件