星のや沖縄が、「琉球唐手(トゥーディ)滞在」を開始|HOSHINOYA Okinawa
LOUNGE / TRAVEL
2021年8月31日

星のや沖縄が、「琉球唐手(トゥーディ)滞在」を開始|HOSHINOYA Okinawa

HOSHINOYA Okinawa|星のや沖縄

沖縄発祥の唐手を学び、指圧の施術や泡盛の晩酌でリフレッシュする

沖縄・読谷村の「星のや沖縄」にて、沖縄発祥の武術「唐手」の心得を学び、自分と向き合う「琉球唐手(トゥーディ)滞在」が、2021年9月1日(水)~11月30日(火)の期間に開催される。2泊3日のプログラムでは、施設内の道場で基礎の型から学び、最終日には木製の板を割る“試割り”に挑戦できる。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

沖縄発祥の「唐手」を有段者から学べる2泊3日のプログラム

沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」で、沖縄発祥の「唐手」の心得を学び、自分と向き合う2泊3日のプログラム「琉球唐手(トゥーディ)滞在」が、1日1組(2名まで)限定で開催される。自己研鑽の手段として磨かれてきた唐手の心得を学び、施設内の道場で行う唐手の稽古や動禅瞑想で身体を動かした後は、指圧の施術や泡盛の晩酌で身体を休めることができる。
唐手は、「手(ティ)」と呼ばれる沖縄古来の武術が中国の武術と融合したもので、空手の前身となる伝統武術。護身術であるとともに、自身と向き合う自己鍛錬の手段とされてきた。本プログラムでは、こうした唐手の精神を、滞在の中で無理なく学ぶことができる。
滞在中は、伝統的な赤瓦の屋根に開放的な窓、縁側を備えた平屋の道場を貸し切って、唐手稽古が行われる。読谷村で道場を構える上地流空手道拳優会の有段者による指導を受けながら、身体を動かすだけではなく、唐手の歴史や大切な心得をじっくり教わることができるのだ。基礎の型から学び、徐々に深く本格的な内容へ移り、最終日には、それまでに習った技を使って木製の板を割る“試割り”に挑戦し、滞在を締めくくる。
夜間には、日中の稽古を振り返る「動禅瞑想」の時間が設けられている。動禅瞑想とは、座った態勢で己と向き合う座禅に対して、武道の所作を通して己と向き合う瞑想方法を表す造語。唐手の心得を持つ星のや沖縄のスタッフによるサポートを受けながら、稽古で覚えた型を無心で繰り返し、瞑想を行う。瞑想の後は、睡眠の質を高めるといわれる沖縄の植物「クヮンソウ」のお茶が提供される。
稽古の間の時間には、海を望む客室で、東洋医学を主体に日本で生まれた伝統手技「指圧」の施術が行われ、稽古で緊張した心身をほぐす。また客室には泡盛の入った甕(かめ)と、泡盛用の酒器「カラカラ」を用意。古来より唐手と泡盛の関係は強く、唐手の使い手も泡盛をたしなみ休息を得たという。客室では泡盛で晩酌を楽しみながら、静かに自分と向き合う時間を過ごしたい。

琉球唐手(トゥーディ)滞在

  • 会場|星のや沖縄
  • 住所|沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
  • 期間|2021年9月1日(水)~11月30日(火)
  • 料金|1名8万4300円(税・サービス料10%込)、宿泊費別
  • 内容|唐手稽古(3回)、動禅瞑想(2回)、指圧(1回)、泡盛
  • 定員|1日1組(2名まで)
  • 予約|公式サイトhttps://hoshinoya.com/okinawa/にて2週間前まで受付
  • 備考|天候により実施内容が変更になる場合があります。
問い合わせ先

星のや沖縄
Tel.0570-073-066( 9:30〜18:00 )
https://hoshinoya.com