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2021年1月22日
マリオット・インターナショナルの新感覚ラグジュアリーホテル「EDITION」がついに日本上陸|TRAVEL
TRAVEL|東京エディション虎ノ門
伝説の仕掛人イアン・シュレーガー氏、建築家の隈 研吾氏らによる新感覚ラグジュアリーホテル「東京エディション虎ノ門」がオープン
東京・虎ノ門に、マリオット・インターナショナルのラグジュアリーブランド「東京エディション虎ノ門」がオープンした。
Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi
レストランはミシュランのスターシェフ、トム・エイキンズ氏が指揮
ニューヨークの伝説のクラブ「スタジオ54」の創設者であり、ブティックホテルの第一人者として知られるイアン・シュレーガー氏とマリオット・インターナショナルとのパートナーシップにより展開される「エディション」。ニューヨークやロンドン、バルセロナなどに続き、日本で初めてとなる「東京エディション虎ノ門」が、ついに誕生した。
内装設計を手掛けたのは、国立競技場をはじめ、多くのアイコニックな建造物を手掛けてきた建築家の隈 研吾氏。ホテルは、高さ180メートル、地上38階建ての「東京ワールドゲート」の31~36階に位置しており、東京タワーも遮るものはなく、東京随一のスカイラインを見渡せる。
ホテルの共有エリアとなるレストランやバー、エンターテインメントスペースはサファイアや翡翠(ジェイド)、ゴールドといった希少な宝石や素材からインスピレーションを受けているのが特徴。空間全体を通して、ウォールナットやオーク、ガラス、シルクといったナチュラルな日本の伝統素材が盛り込まれ、日本文化への敬意が感じ取れる。
2021年春オープン予定のスペシャリティレストラン「The Jade Room + Garden Terrace」は、ミシュランスターシェフであり、日本初進出のトム・エイキンズ氏が指揮。朝食、ランチ、ディナーを楽しめるレストラン「The Blue Room」は、サファイアとトパーズブルーで彩られたレトロシックな雰囲気の中、モダンで革新的な料理を提供。ロビーフロアの中央に位置する「Lobby Bar」は、日本のフレーバーを使うなど、バラエティー豊かなカスタムメニューが用意された。
“空中に浮かぶ庭園”と称されるのは地上140メートルの高さに位置し、軽食やカクテルなどを楽しめる「The Jade Room + Garden Terrace」のテラス席。。ゴクラクチョウカなどエキゾチック種を含む25種500以上の植物や木などが植えられ、目まぐるしい都会の日常からゲストを美しく穏やかなオアシスへと誘う。
名称に反し、すべてが黒で設えられた2021年春オープン予定の「Gold Bar at EDITION」は、耐久性を増すために杉板の表面を焼き焦がす日本の「焼杉」からインスパイアされた空間で、白とゴールドのハイライトが巧みに施されている。日中のオールデイメニューや地元のお茶専門家が考案したモダンなティーサービスが体験できるリラックスしたラウンジから、夜は洗練されたカクテルバーへと変貌する。
22室のスイートルームを含む全206室の客室は、美しい東京のスカイラインを一望。コントラストのあるレストランなどとは対照的に、客室の雰囲気はニュートラルで“無色”のカラーパレットがクリーンな印象を高め、リラックスできる空間となった。
このほかにもスパや、宿泊者は24時間利用可能なジムも完備。自然光が注ぎ込むプールとジャグジーも用意されている。
「日本の伝統を体現するだけでなく、東京がそうであるように最先端でアヴァンギャルドなものを創りたかったんです」と語るイアン・シュレーガー氏らが生み出した都会のリゾート「東京エディション虎ノ門」。ユニークで独特のアイデンティティを備えた新たなラグジュアリーライフスタイルホテルの誕生だ。
東京エディション虎ノ門
- 住所|東京都港区虎ノ門4-1-1
- 客室料金|6万円〜(税サ別)
問い合わせ先
東京エディション虎ノ門
Tel.03-54221600
www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoet-the-tokyo-edition-toranomon/