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2020年12月26日
ウィスキーラバーに贈る、世界初 鋳造製ポットスチルを開発した北陸・三郎丸蒸留所をオンラインツアー|TRAVEL
TRAVEL|富山の若きブレンダーと伝統の高岡銅器の挑戦
富山のウィスキー蒸留所へ、20名限定のプレミアムオンラインツアーを開催
富山県主催の「Online TOYAMA Travel」の第4弾が、北陸唯一のウィスキー蒸留所「若鶴酒造 三郎丸 蒸留所」のオンラインツアーを2021年1月22日(金)19時から開催。若きブレンダーと伝統産業・高岡銅器が挑んだ世界初の鋳造製ウィスキー蒸留器の挑戦の物語を旅する。
Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi
事前に届くクラフト・ハイボールや富山のおつまみとともに旅を楽しむ
「名水100選」に全国最多の8か所が選ばれている名水の宝庫、富山県。立山連峰をはじめとする北アルプスの3000メートル級の山々から水深1000メートルを超える富山湾までの距離がわずか数十キロという特別な地形がもたらす恵みだ。
“良酒は良水から生まれる”と言われるように、日本酒造りが盛んな富山県だが、三郎丸蒸留所はその名水を仕込み水としてウィスキーを造る、北陸唯一の蒸留所だ。手掛けているのは、文久2年(1862年)創業の老舗、若鶴酒造。冬に日本酒を仕込み、夏にウィスキーを蒸留するという珍しいスタイルを1952年から続けている。
その三郎丸蒸留所が、梵鐘づくりの名匠として知られる老子製作所とタッグを組み、世界初の鋳造製の蒸留器(ボットスチル)の開発に成功。「ZEMON(ゼモン)」と名付けられたボットスチルは世界的な注目を集めている。
型を使う鋳物航法により、従来のボットスチルに比べ短期間製造かつ長寿命を実現。銅と錫の合金が、まろやかな酒質のウィスキーを生み出すという。
このユニークかつ壮大なアイデアを実現させた、若きウィスキーブレンダーの想いと高岡銅器の匠の技。今回の「Online TOYAMA Travel」では、三郎丸蒸留所をZoomを通じて見学しながら、両者のコラボレート実現のいきさつや秘話などが明かされる。
また“旅のお土産”として、三郎丸蒸留所の樽材を燻製チップの材料とし、地域の食産業と連携して開発したウィスキーに合うおつまみ3種と、スモーキーな味わいがハイボールの常識を覆す「クラフト・ハイボール」を用意。オンライントラベルに先立って配送されるので、こちらを味わいながら富山発のジャパニーズウィスキーの魅力を感じたい。
日時|2021年1月22日(金)19:00~21:00
- 中継会場|若鶴酒造 三郎丸蒸留所
- 旅の案内人|稲垣貴彦(若鶴酒造)、老子祥平(老子製作所)
- 参加人数|20人 ※先着順
- 締め切り|2021年1月15日(金)正午
- 申し込みサイト|https://www.online-toyama.jp
- 参加費|3000円
問い合わせ先
オンラインとやまトラベル事務局
info@online-toyama.jp