エールフランス航空がエアバスA220の初号機到着に向け準備|AIRFRANCE
LOUNGE / TRAVEL
2021年8月17日

エールフランス航空がエアバスA220の初号機到着に向け準備|AIRFRANCE

エールフランス航空|AIRFRANCE

持続可能な世界の実現に向け、CO2排出を抑えた環境にやさしい飛行機を導入

エールフランス航空は新機材の導入を継続して進めており、その一環としてエアバスA220-300を60機導入する準備をしていると発表。9月に納入を予定している。

Text by TANABE Keitaro

環境保全と安全運航の実現に向けて

エールフランス空港は、環境負担軽減の一環として機材更新をすすめている。この度従来機に比べて燃料消費量を20%削減、騒音負荷を34%低減を実現したエアバス A220を採用した。
本モデルの導入により、2024年までにパリ・オルリー空港および地方発着の国内路線でCO2排出の絶対量を2019年比で50%削減し、また2030年までに乗客一人あたりのCO2排出量/㎞を2005年比で50%削減するなど、エールフランスの持続可能な開発目標の達成に重要な役割を果たす。
導入第1号機となるA220が塗装工程を終えカナダの工場を出発し、エールフランス航空は全社を挙げて到着に向けて準備を進めている。
パイロットの先行チームに選ばれた8名は昨年9月に8週間の訓練課程に参加し、現在は社内の操縦教官28名を含むパイロットの移行訓練の指導にあたっている。最終的には700名近くのパイロットがA330-200のタイプレーティング取得に向けて初号機で実機訓練を行なう。
併せて客室乗務員の訓練も同様の方式で進められており、昨年9月から12月にかけてチューリッヒで研修を修了した先行チーム14名は、2021年9月から社内で客室乗務員に対する型式訓練の指導に当たっている。オルリー郊外のパライ・ヴェイユ・ポストにあるAFCA(エールフランス・クルー・アカデミー)に設置されたA220のドア・モックアップは最終的に500名の研修に使用される予定だ。
エールフランスのエアバスA220の座席配置は3列-2列で座席数は148席になる。各座席にはタイプAとタイプCのUSBポートが装備され、個人デバイスからWi-Fiを使用可能。自由な空の旅への思いが高まるニュースだ。
問い合わせ先

エールフランス航空
https://wwws.airfrance.co.jp/ja

                      
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